雨に濡れた屋台さん
2年1組
創造活動
2022/07/20
大雨の次の日。2人の女の子が学校に登校すると屋台のところに走って行きました。そして、雨に濡れた屋台の台を拭いたり、屋台の飾りを片付けたりしていました。
その子どもは作文シートに、「今日のあさ、雨がふってしまいました。とっても、とっても屋台さんがさむそうに見えたし、ぶるぶるっとふるえているようにも見えました。だから、屋台さんをふきました。あと、かざりもぬれていたので、とりました。ぬれていなかったところは、とらないでそのままにしました。そして、わたしは、ああ・・・じぶんがこんなふうになったらいやだな。だからちゃんとふかないと。とおもいました。そのこともそうだし、屋台さんは、いっぱいよいやくわりをはたしてくれています。そんな屋台さんがぬれているなんてかわいそうでたまらなかったんです。(中略)屋台をふいたときの気もちは、屋台をふいたらよろこんでくれるかな・・・よろこんでくれたらいいな・・・雨のせいで、屋台の台のところにでこぼこができている。かわいそうだな・・・という気もちでした。そして、ふきおわった後の気もちは、ああ、よかった。もうさむくなくなっている。という気もちでした。あと、わたしは屋台の声が聞こえました。その声は、ありがとう。ふいてくれて。雨でぬれたときはとってもとってもさむかったけれど、今は、とってもぽっかぽかになりました。本当にありがとうという声が聞こえました。たしかに、私もぶるぶるふるえていたように見えたのが、ほっとしたように、とってもおちついているように見えました。そして、屋台さんの声が聞こえてきたときにわたしは心の中で、どういたしましてとおもいました」と書いていました。
そして、2学期に屋台を5・6年生にひらきたいと思いを膨らませ、商品づくりをしています。