小林古径記念美術館の市川さん&小川さんと日本画の絵の具づくり
6年2組
創造活動
2022/07/21
小林古径記念美術館の学芸員である市川さん&小川さんと一緒に日本画の絵の具づくりをしました。
日本画の絵の具は、岩石や虫、貝などを砕いてすり潰したものをにかわと混ぜてつくります。
今回の活動では、孔雀石(くじゃくいし)、藍銅鉱(らんどうこう)、赤玉石(あかだまいし)、さんご、カキの貝がら、土を砕いていきました。
カキの貝がらと土は比較的柔らかいため、乳鉢を使ってすり潰していきます。
しかし、孔雀石、藍銅鉱、赤玉石、さんごの4種類はとても硬いため、子どもは金づちを使って砕いていきました。
ある程度細かくなったらふるいにかけて、貝がらや土と同じように乳鉢ですり潰していきます。
子どもは、「赤玉石がなかなか細かくならなくて大変」、「孔雀石と藍銅鉱はすり潰すときれいな色になった」、「昔の人もこうやって絵の具をつくっていたことにビックリした」などと話していました。
細かくした石を水で洗ってきれいにしていく水簸(すいひ)と呼ばれる活動を行った後、にかわと混ぜて絵の具が出来上がりました。
最後に、出来上がった絵の具を使って彩色をしていきます。