保阪邸で保阪さんと出会う
6月20日(月)に戸野目にある保阪邸に行きました。
保阪邸では12代目の当主である保阪さんが迎えてくれました。
保阪邸は三和区から現在の戸野目に定住をして300年程がたっています。
明治時代に火事があり、現在残っている邸は明治期の建築様式となっています。
子どもは、長い廊下のガラス戸から眺める景色に美しさを感じたり、家紋の入った大きな鏡に驚いたりしていました。
サポーターの1人であるニュージーランド出身のフィリップスさんから庭や蔵の中も案内してもらいました。
保阪邸の庭には大きな池があり、色鮮やかなアジサイの花が咲いていました。
そして、蔵の中に足を踏み入れた子どもは、「外よりもひんやりいていて涼しい」「フィリップスさんが蔵の土壁のことを教えてくれてなるほどと思った」などと話をしていました。
最後に、サポーターの1人である関さんと一緒に保阪邸の庭に生えている苔とモミジを使って苔玉をつくりました。
子どもは、これまで市販のハイゴケや学校に生えている苔を使って苔玉をつくってきましたが、初めて名家の苔を使って苔玉をつくることができました。
子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「今日は、上越名家の1つ、保阪邸に行きました。話を聞くと、保阪さんは、日本の高額納税者の第7位に入ったこともあるそうで、それだけ資産を持っていたんだなと思いました。庭は、フィリップスさんに案内してもらいました。フィリップスさんは、東京などではこんなに広い庭を持つことはできないということや、蔵は日本独自の物であるということを熱弁していました。そして、苔玉づくりもしました。今回は、名家の苔を使わせてもらえました。すごくぜいたくです」
「庭は、とても広かったです。庭には、様々な植物がはえていました。そして、話を聞きました。話によると、昔の保阪さんはすごい人で、たくさんの土地を持っていたらしいです。そして、庭を進んでいきました。庭の中も手入れしているらしく、落ち葉を拾うのが大変らしいです。そして、池があって蓮がさいていました。この蓮だけではなく、なんと、高田城址公園の蓮も保阪さんのひいおじいさんが植えたらしいです。僕は、びっくりしました」