夏の音楽集会の入場曲「スマイル」について
6月23日に行われる夏の音楽集会に向けて、子どもは、朝の「いきいきタイム」や音楽の活動で入場曲「スマイル」を歌ったり、ダンス「キャラクター」を踊ったりしています。
今年度の夏の音楽集会では、これまで歌ってきた入場曲が「MUSIC」から「スマイル」に変わりました。
そして、6年生として、ミュージックプロジェクトが演奏する「スマイル」をひな壇の上で歌いながら全校を迎えるという役割があります。
そこで、入場曲「スマイル」を歌う自分や仲間の姿を振り返りながら、音楽を表現することの楽しさや喜び、難しさ、不安などをとらえ、「夏の音楽集会」に向けてどのような思いをもって活動していくか考えました。
まず、子どもは、「まだ声が出ていないと思う」「『スマイル』という曲だけど、笑顔ではないと思う」と話しました。
そして、「6年2組や全校のみんなが笑顔になるように歌いたい」「心のそこから楽しくできるようにしたい」などの考えも出てきました。
さらに、活動の最中に次のような2人の子どもの作文シートを示しました。
「6年生でみんなを迎えるので6年生として頑張りたいです!そして、仲間と一緒に気持ちよく『スマイル』を歌えたらなと思います」
「歌は覚えたけれど、・・・・・・自信がないのでたくさん歌って上手くなりたいです。新しい曲なので、緊張します。本番は上手く歌えるか不安です」
2人の子どもの思いに共感するように、「歌詞を間違えたらどうしようという心配がある」「6年生としてのプレッシャーがあるから、それを乗り越えたい」「何度も失敗してもいいと思う。失敗が成功のもとになるから」などの考えが出てきました。
最後に、子どもは、作文シートに次のように書きました。
「話し合いでは、『声が出ていない人がいる』や『笑顔で歌いたい』など、様々な意見が出ました。その中でも、『6年生だからステージに立って歌うから気持ちよく歌いたい』という意見がありました。私は、その意見を聞いて、『たしかに、そうだな』と思いました。いろいろな意見が出て、共感したり、そうかなと思ったり、いろいろな気持ちでした」
「○○さんの言葉とかみんなの思いを聞いて、小学校生活最後の夏の音楽集会だから、6年間で1番の歌を歌いたいと思いました。自分もまだ歌詞を覚えきれていないところがあるので、くいがのこらないように頑張って練習したいです」