坂口記念館で発酵の文化を知る
6年2組
創造活動
2022/06/12
頸城区にある白田邸を訪れた後、子どもは白田邸の近くにある坂口記念館も訪れました。
坂口記念館では、上越市出身の坂口謹一郎博士について学ぶことができます。
坂口博士が研究を続けていた微生物は、目では観察することのできない麹菌や酵母を指します。
これらの菌がかかわって発酵が促され、自分たちの生活に欠かせない味噌や醤油、日本酒などができあがります。
子どもは、坂口記念館の職員の方から発酵食品の1つである甘酒を振る舞ってもらいました。
「初めて飲んだけど、砂糖が使われていないのにとっても甘くてびっくりした」「おばあちゃんがつくってくれた甘酒と同じような味がする」「発酵についてもう少し調べてみたい」などと語り合っていました。
子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「最初、甘酒を飲みました。甘酒の下に、お米が発酵している物がありました。酒がいっぱい置いてあって、20歳になったら飲みたいなと思いました。5年生の時に活動した矢代の千代の光の酒が置いてありました。(中略)坂口さんは、菌の研究をしていてビールやワイン、医薬品とか色々なものの研究をしていてすごかったです」
「坂口記念館で甘酒を飲みました。発酵というのはすごいことだと思いました。酒をつくる道具もいっぱい見せてもらいました。坂口記念館も庭がきれいで、ツバキが200本ぐらいうわっていて、いいところだと思いました」