釜蓋遺跡で人々の暮らしに迫る
6年2組
実践教科活動
2022/05/29
子どもは、実践社会科で弥生時代の米づくりや土器について学び、上越市大和に存在する釜蓋遺跡を訪れました。
釜蓋遺跡は、弥生時代の中期ごろから古墳時代前期ごろにかけて上越地域に長期間続いた中心的集落です。
釜蓋遺跡に到着すると学芸員の鎗田さんが当時の人々の暮らしについて説明をしてくれました。
子どもは、糸魚川産のヒスイでつくられた勾玉が発掘されたことや、出土した土器の色が異なる(赤い土器と白い土器)ことから、釜蓋遺跡が長野方面や北陸方面とのつながりがあったことを知りました。
そして、約1800年前の木材が腐らずに見つかったこと、当時の人々が食べていたお米が炭化して残っていたことなどに驚いていました。
施設内を見学した後には、勾玉づくりの活動を行いました。
滑石というやや柔らかめの石をやすりで削っていきます。
やすりの目の粗さを変えながら、少しずつ形を整えていきました。
最後に布で磨くと自分だけの勾玉の完成です。