やぎさんの名前を決めたよ
子どもは、親子のやぎさんと3週間生活をしてきました。子どもは、お母さんやぎとむすめのやぎさんと活動をともにし、2頭の性格や素敵なところを見つけたり、こうなってほしいという願いを膨らませてきました。
早く名前を決めたいという思いから、何度も話し合いを重ねてきましたが、ついに名前が決まりました。お母さんヤギは「ブラウン」、むすめのやぎさんは「マックス」です。むすめのやぎさんは「マックスちゃん」と呼ぶということです。
決めるに当たっては、たくさんの考えとその理由、子どもの思いや願いが述べられました。そこで、「どうやって決めようか」と問い掛けると、「みんなの考えを合わせたい」「多数決にすると、みんながどれに賛成しているか分かる」「みんなが納得できる決め方がよい」と話しました。子どもは、みんなで決めた名前で早く呼んであげたいと話しました。子どもは作文シートに次のように書きました。
「やぎさんのなまえがきまってとてもうれしいな やぎさんがよろこんでほしいな」
「やっぱりみんなでなまえをきめるといいね。みんながこのなまえがいいってわかるし、せんせいがきめるよりみんなできめたほうがいいよね だってせんせいがきめたらみんながいいていっていうなまえじゃなくなるからね。やぎさんのなまえをきめるならもうちょっとはやくてもいいよね」
「なまえがきまってみんなたのしそうだったけど ほんとはポッキーがよかったんだ そのりゆうはね! おかあさんやぎのつのがおれてるんだ ちょっとかなしかったけどね」
「やぎさんの名前は、みんなのりゆうがいっぱい、いっぱいこめられた名前なんだよ。とてもとてもとても、すごくいい名前だよ。きまらなかった名前は、子どものやぎさんの名前になるかもだよ。うまれたばかりのやぎさんの名前もまたいい名前だといいな。」