相手の動きを「よむ」
6年1組
実践教科活動
2022/05/06
実践体育科「スティールボール」で、ゲームを振り返る中で、以下のようなことを書いていました。
「スティールできる方法は相手の行動を読む」「私はスティールするためには、まず相手のフェイントに騙されないようにして行動をよんだり、それに応じて動くことが大切だと思います」「相手の動きを読むと良いです」「相手のボールをスティールするには、相手のフェイントに引っかからないこと、意図を読み取るが大事だと思います」
振り返りの中で書かれている「よむ」ということについて、さらに子どもの思いを聞くと次のようなことを話しました。
「読むというのは、予想するということ」「相手の目線やフォームを見ると分かる(かも)」
教師の「相手を見ると攻撃する人のパスが分かって、スティールできるんだ」という返しに対して、子どもはパスを回す攻撃の視点から話し始めました。
「フェイントするんだよ」「相手に読まれないように」「フェイントして、フォーメーションをくずすんだよ」
相手の動きを「よむ」という子どもがスティールをする上で大切にしていることから話していくと、子どもはゲームの中で考えていることをどんどん話し始めました。
「パスを出せる場所は3カ所だけでしょ。まとをしぼるんだよ。2人の守る人で、その3カ所を守ってさ」と話す子どもをきっかけに、守備者の守る位置について話題がひろがっていきました。
子どもは、iPadの作戦シートを使ったり、実際にコートで動いたりしながら、チームの作戦について考え、本時のゲームを開始しました。