やぎさんかいぎ
親子のやぎさんと出あって1週間が経ちました。子どもとやぎさんが生活をともにしていく場「めえめえステップ」が、子どもの願いのもと、つくり変わっています。教室では、めえめえステップのことを話し合う「やぎさんかいぎ」を行っています。先日のやぎさんかいぎでは、3つの願いが出されました。「やぎさんの名前をつけたい」「やぎさんの運動場やアスレチックを作りたい」「やぎさんの家をもっときれいに、もっと大きくしたい」
やぎさんは、普段、やぎさんの家と原っぱ、めえめえステップの間をリードで行き来しています。子どもの「リードをとって自由にしてあげたい」という願いから、次の日から運動場を作っていくことになりました。
また、友だちがやぎさんとお散歩をしている間に小屋を掃除する子どもや、原っぱで草の葉をたくさん集めてやぎさんにプレゼントする子どもの姿もありました。
子どもは作文シートにこのように書いていました。
「やぎさんとあそんだよ。やぎさんすきになってくれたかな。すきになってくれたらいいな。」
「きょうやぎさんのおかあさんがちからがつよくてみんなでおかあさんやぎをひっぱてもぜんぜんうごきませんでした。そして、せんせいがきてくれました。やぎは5月にあかちゃんをうんでくれるのであかちゃんがうまれるのがたのしみです。」
「きょうは、やぎさんとはらっぱでさんぽをしたよ。とてもたのしかったよ。おかあさんは、おなかがおおきくなったよ。」
「どらいばーをつかった。ぼくはこわかったけどおともだちがてつだってくれて、ありがとう。」
「きょうはかいぎをしておともだちがうんどうじょうをつくったら、といってみんながさんせいといったからやぎさんのうんどうじょうをつくりました。まずはでんどうどらいばーでさくをつくりました。ちょっとやりかたをおともだちにおしえてもらったよ。とてもうれしかったよ。おともだちみんなやさしいよ。」