創造活動「名家の守人」
6年2組の創造活動は「名家の守人」です。
上越市の名家にかかわりながら、当主や地域の人などの思いをとらえたり、名家を取り巻く文化にふれたりする活動です。
4月12日(火)にバスを使用して今年度の創造活動が始まりました。
子どもがバスを降りると目の前には杉林が並んでいます。
林富永邸の前で、8代目当主である富永さんや酒井さんと出会いました。
子どもは、林富永邸が明治16年(1883年)に建設された138年の歴史ある名家であることや、上越市指定文化財の「CAFE HAYASHI(カフェ・ハヤシ)」として発酵スイーツを提供していることなどを聞きました。
さっそく、子どもは「味噌と大豆のロールケーキ」と「雪室和紅茶」を味わいました。
「ちょうどいい甘さでとっても美味しい」「味噌を使ったロールケーキを始めて食べた」「何個でも食べられそう」など、食べながらどんどん話をしていました。
その後、邸の中にある囲炉裏や勝海舟によって書かれた書、屏風に描かれた日本画、樹齢500年の杉や苔が生えている美しい日本庭園などの説明を聞きました。
子どもは、作文シートに「邸の説明をしてもらうと狂歌や屏風など本当にスゴイものばかりでした。庭も見せてもらうと、入った瞬間からキレイでした。苔も色々な種類がありました。庭にあった大きな杉の木が500年も残っていると知った時はおどろきました」「ぼくはここに来るまで名家というのは、どういう場所かも分かりませんでした。林富永邸には、富永正浩さんと酒井宏明さんと里香さんという3人の方がむかえてくれました。ぼくが邸を見たいんしょうは、とてもすごいごうていだなと思いました。中に入ると昔に使っていた物など歴史を感じる物ばかりでした」「今日は発酵スイーツを食べさせてもらいました。食べてみて思った感想は、すごくおいしい!発酵のしょっぱさと、スイーツのあまさがぜつみょうに合っていて、スイーツに発酵が合うんだなと思いました」と書いていました。