ひつじさんってどんなそんざい?
4頭のひつじさんを学校に迎えて半年。月日の経過から、ひつじさんとのお別れについて見つめる子どもがいました。お別れすることについて考えた子どもは、「誕生日の2月まで一緒に過ごしたいな」「もし、1月に別れるとすると、あと2~3ヶ月しかないから、ひつじさんとの時間を大切に過ごしていきたい」「ひつじさんは牧場から借りているから、いつかは離れなけらばいけない」と話しました。
「4頭のひつじさんは みんなにとって どんな存在ですか」と教師から尋ねられると、子どもは次のように話しました。
「ひつじさんは友達のような存在。いっぱいお世話してきたから、別れたくない。」
「友達もそうだけど、家族みたいな存在だよ。」
「ろこんは頭突きをする時もあるけれど、みんな優しいよ。」
「別れた後も、ひつじさんたちには、強く、たくましく生きてほしい。」
ある子どもが「ひつじさんって人間っぽいところもある。」と話すと、「たしかに!」と続けて様々な子から話が出ました。
「ろこんはゲップをすることがあって面白いよ。」「前庭で持ってきた野菜をあげるとき、柵にジャンプするから、立ち食いしてるみたい」「うんちや、おしっこは人間もするよね。同じだね。」「歯を見せるときは、笑っているように見えるよ。」「ひつじさんがケンカ(頭突き)をするのも人間っぽい。兄弟や、お家の人と、私もよくケンカをする。」
教室で話した後、原っぱに出て活動しました。




子どもは、この日の作文シートに、次のように書きました。
「きょう ひつじといて おもいました。ひつじと、おわかれいやだなー、ひつじはともだちだし、いっぱいおせわしてきて、ずつきもされたけど、たいせつで、1ねん1くみらしさがあって 1ねん1くみをさすもとだとおもうし はなれたくないとおもうよ。」
「ひつじさんは、『やさしい』そんざいで『うれしく』してくれるそんざいだとおもうよ。きょう、○○ちゃんとたからばこでおやつを ひつじ2とうずつあげたよ。」
「ひつじさんは、だいじなかぞくみたいな、ともだちみたいなそんざい。」











