食さい玉手箱~試作③~
2回の試作を終え、最後の試作のお弁当メニューを考えました。
これまで、彩り、栄養バランス、調理方法、使用する食材などについて考えてきました。子どもがこだわることとして、『上越らしさ』『見た目』『味』を見つめました。また、メニューは変えないチームも、下味や切り方にこだわりながら作り方を変えていました。
主食は「鮭としめじの炊き込みご飯」、主菜は「地元の食材を使ったベーコンゆず胡椒焼き」「たらこ卵焼きとあおさ入り卵焼き」「上越の海!サメの唐揚げ」の3種類、副菜は「上越と言えばこれ!のっぺだよ」「バナナかぼちゃのチーズあえ」の2種類、デザートは「彩りフルーツの牛乳かん」に決まりました。
子どもは、3回目の試作を手際よく準備しました。郷土料理であるのっぺをつくる子どもは、「たくさん具材を切ったね」「だし汁のにおいがおいしくなさそう」などと話していました。また、初めて卵焼きをつくる子どもは、「上手に巻けた!」と喜んでいました。

みんなで盛り付けをし、お弁当が完成しました。お弁当を食べながら、子どもはアンケートに答えて、感想を書きました。


子どもが考えたメニューは、お弁当を作ってくださるクックライフの方に提案し、商品になります。
子どもは活動を振り返り、以下のように書きました。
「あらかじめだれがどこをやるか決めていたので、2回目よりもスムーズにやることができました。作り終わって食べてみると、まえと作り方は同じなのにおいしさがアップしました。今回は特にのっぺがおいしかったです。ちゃんと具やきのこのだしの味がして研究会でもあったら売れそうだなと思いました。」
「今回はいいと思う。それしかないぐらいいいなと思った。炊き込みご飯をやったけど、やっぱりさけの味がだしにいっちゃってあまり感じなかったです。そこはどうすればいいのかなと思いました。きのこはだいぶ小さくして食べやすくなってきたかなと思いました。メニューについては、海のものもあじわえるし、山のものもあじわえるからいいと思いました。」
「切るのはとても大変だったけど、煮るのはけっこうかんたんだった。味もこすぎずおいしかった。いろんな食材が入っていていろどりもよく、おいしかった。The上越でよかった。(上越の郷土料理)」
「全体的に色も良くて栄養があっておいしかった。のっぺはいろんな食材が入っていてよかった。」











