〒943-0834 新潟県上越市西城町1-7-1TEL:025-523-3610
〒943-0834 新潟県上越市西城町1-7-1
TEL:025-523-3610
MENU
前のページへ戻る

学級の活動

道徳「いじめを生まない雰囲気について」

5年2組 その他 2025/10/20

子どもは、生きるⅢ「しんじさんのノート」(新潟県同和教育研究協議会)を読み、場面の状況や出てくる人物の言動や気持ちについて考えながら、いじめについて考えました。

資料を読んですぐに、子どもは「いじめだ」と言いました。いじめられている人、いじめている人、注意したいけどできないで見ている人とそれぞれの立場を確かめていきました。この場面について、「何が問題?」と教師から尋ねられると、子どもは「まもるさん(いじめている側)はいじめをしようと周りにお願いしていることが問題」「もっといじめたくなるというのも問題だと思う」「えいじさん(以前いじめられていて、今はいじめている側)は八つ当たりだと思う」「のりふみさん(誘われていじめている側)は一緒にするんじゃなくて止めたり、断ったりすればいい」「ひろ子さん(注意できないで見ている側)は、自分がいじめられるかもしれなくて心配。でも止めないのは問題」などと話しました。断れない、止められない時はどうしたらよいかに話が及ぶと「先生や親、スクールカウンセラーに相談すればいい」「アンケートやロイロノートで先生に知らせる方法もある」と話しました。

教師から自分の言葉や行動によって、仲間に嫌な気持ちにさせることにつながる可能性がいつでもあることを聞き、「いじめを生まないクラスの雰囲気をつくるにはどうしたらいい」と問われました。

子どもは、「仲間はずしがないように声をかける」「悪いうわさを言わない。愚痴はお家の人とかに話す」「嫌な雰囲気は周りが引く、にらむような視線がある」「平和な雰囲気や暴力や悪口がない」などと話しました。

この日の作文シートには、次のようなことが書かれていました。

「いじめを生まない5年2組になるために、私はいじめられている人を見かけたら、こわいけど少しだけ声をかけにいこうと思いました。理由は、だれかが声をかけないと、いじめはなくならないからです。いじめを生まないために、私ができることは、よく考えたら、すごくむずかしいことかもしれません。理由は、私ができることをみつけられないかもしれないからです。(中略)『いじめている』人が『いじめている』と思っていなくても、『いじめられている』人の本音が大切だと思いました。」

「いじめを生まない5年2組にするために私は自分にできることはちゃんとチャレンジします。自分にできることは、いじめない、ちゅういしたりもありあす。やっぱりもんだいになっているのはいじめている人なので、もしいじめている人がいるとしたら考え直してほしいですね。でももし、にがてな人とかがいたとしても手をだすことないと思います・・・。そして、いじめがおきるとそのクラス、学年、学校もふんいきがわるくなったりすることもあるし思います。そしてそしてひがいをうけるのは、いじめるがわ、いじめられるがわ、その家ぞくや学校にまでひがいがひろがってしまいます。とにかく私はいじめはよくないことだと、あらためてかんがえました。」

「いじめを生まない5年2組にするために、ぼくは、いじめは自分も相手も得がないことを知るべきだと思いました。まずクラスで意識することは、いじめがどれだけ重いことなのかを意識しないといけないと思います。自分がやるべきと思うことは、いじめを見つけたら注意して、だめなら先生などに言うなどをやろうと思っています。気をつけたいことは、いじめのさそいなどに乗らないことだと思いました。」