「わくわく秋まつり」でお客さんからお金をもらいますか?
他の学年の仲間に手づくりマーケットのお店を開き終わった子どもは、今度は校外でお店を開きたいという思いや願いをもちました。
その中で、高田本町商店街や朝市といった場所でお店を開くことや、季節のイベントでお店を開くことなど様々な考えが子どもから出てきました。
校外でお店を開くことを模索する中で、上越市牧区で行われる地域交流イベント「わくわく秋まつり」への参加を主催者の方から誘ってもらいました。
子どもは、「わくわく秋まつり」でお店を開くことに向けて準備を始めました。
主催者の方から次のようなチラシが届き、子どもも「楽しみ」「早くお店を開きたい」などと話していました。
準備を進めていく中で、子どもは、「わくわく秋まつり」でお客さんからお金をもらうことについて話題にしていました。
これまで校内でお店を開いた際には、他の学年の仲間からお金をもらったことはありませんでした。
そこで、「『わくわく秋まつり』でお客さんからお金をもらいますか?」について話し合いをしました。
子どもは、次のような考えを話していました。
「やっぱり外でお店を開くなら本格的にやった方がいいと思う。」
「本当の商売みたいに売り物に値段を付けてやってみたい。」
「これまでかかわってきたつくり手の人もお金をもらっていた。無料のお店はないと思う。」
「材料のお金がかかっているから、お金をもらった方がいい。もらわないとお店を続けることが難しくなる。」
「お金をもらうのはいいけど、売り物や体験の値段はよく考えないといけないと思う。」
「できり限り安く売った方がいいんじゃないかな。」
話合いの末に、「わくわく秋まつり」でお客さんからお金をもらうことに決まりました。
あわせて、売り物や体験の値段は一定にするのではなく、それぞれのお店で考えて決めていくことになりました。
子どもは、「わくわく秋まつり」に向けて、売り物や看板をつくったり、値段を考えて値札を書いたりしました。