原っぱのキッチンに屋根を
天気にかかわらず、原っぱのひつじふれあいランドを中心に活動しています。9月は、雨の日が続くことがありました。雨の中、ひつじふれあいランドのキッチンでご飯をつくる子どもが「雨の日でも安心してご飯をつくりたい」と話す姿がありました。
学級で話題にすると、「ヒツジさんの雨をよけるのにもなって、いいと思う」「たしかに、雨が降っている時はご飯づくりに集中できないよ。屋根が欲しい」「前庭みたいに屋根があると、ヒツジさんも安心すると思う」「お料理をする時や、あまやどりをする時に使えるよ」と子どもは話しました。
早速、原っぱのひつじふれあいランドのキッチンの屋根づくりが始まりました。
屋根が完成する日は、ちょうど雨が降っている日でした。子どもは、「ちょうどよかった!」と笑顔で話しました。
ご飯づくりは春からずっと子どもが夢中になって取り組んでいることの1つです。最近は、大人数で1つのご飯を「お料理」している姿があります。
お家から持ってきた野菜や果物を、どのように盛り付けたら美味しそうに見えるか、ヒツジさんが食べやすいように盛り付けるにはどうしたらよいかなどに気をつけてお料理をしています。
また、「傘やリードをかけるところが欲しい」という声があり、ものをかけられるように釘を打ちました。
子どもは、この日の作文シートに次のように書きました。
「はらっぱのキッチンのやねがかんせいしたよ。やねのしたで わたしとともだちでおりょうりをしたよ。」
「はらっぱのキッチンのやねがかんせいしたよ。キッチンのやねは、さいしょからかんせいしそうで、たったの3日でできたよ。まえにわのやねは、5日もかかったよ。それにくらべて、はらっぱのやねははやくできたよ。きょうのもふもふひろばで、りょうりをしたよ。りょうりのなまえは、『やさいのくにの キャベツのやま』だよ。キャベツのまえにりんごのかわもはさんだよ。バナナもいれたよ。いろいろいれたよ。あげるときは、おいしそうにたべてくれたよ。ぜんぶたべてくれたら、それほどにもおいしかったということかな。」
「はらっぱのキッチンのやねがかんせいしたよ。きょうは、その、やねで、あまやどりを、したよ。」