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学級の活動

9月18日 実践道徳「大町通りに竹灯籠を置くことについて」

5年2組 実践道徳 2025/10/02

かぼちゃ祭の翌日である9月11日、子どもは、大町通りへ竹灯籠を取りに行きました。竹灯籠を持って、学校へ戻ってくると、「この竹灯籠どうするの」と話す子どもがいました。

9月12日に、竹灯籠をどうするか話し合うと、子どもは、「活動でまた使いたい。せっかくつくったからお茶会を開く時に置きたい」「かぼちゃ祭に来ていない人にも見てもらえる」「大町通りの置きたいところに置いて、大町の人に見てもらいたい」「家に持ち帰りたい」などと話しました。「家に持ち帰りたい」と話す子どもは、「竹灯籠を見るとかぼちゃ祭を思い出せる」と話しました。教師が「大町の人も見たらかぼちゃ祭のことを思い出せるのかな」と尋ねると、「確かに」とうなずき、大町通りに置いたり、イベントで使ったりするなど、活動でこれからも使っていくことになりました。

このような子どもの思いや願いを基に、「大町通りのどこに竹灯籠を置きますか」と問いました。

子どもは、自分の置きたいところに名前の書かれた磁石を置いていきました。五ノ辻稲荷神社の前の雁木に置きたい子どもは、「いつも私たちが活動しているところだから、お出かけに来た時に見られるかなぁって」と話しました。ラーメン友の加藤さんにあげたいと考える子どもは、「かぼちゃ祭が終わったら、最初からずっとラーメン友に置きたいなって思って。一緒に仲良くしてもらってるし、ラーメンをつくらせてもらったから加藤さんにあげて喜んでもらいたい」と話しました。五ノ辻稲荷神社に置きたいと考える子どもは、「神社はそんなに電気がなかったから昼とかに少し目立つんじゃないかなって。神社はそんなに目立つようなものはないからにぎわらせたい。神社は何か静かだから」と話しました。

大町通りが静かであるかどうかの話題になると、「雰囲気が静か。人はそんなにいないから」「雁木下はあまり人がいない。全体的に」「私は3丁目が静かだと思う。大町通りの真ん中らへんに高田駅につながる道があってそこらへんは人とか車とか通ったりするから、5丁目とか4丁目あたりは人が結構いるんだけど、3丁目はそこから遠いからあまり人がいない」などと話しました。

各町内の雰囲気の違いをとらえ始めたことから、教師は「3、4丁目は竹灯籠が少ないままでいいですか」と問いました。

子どもは、「5丁目でも活動していたけど、3、4丁目でも活動していたし、5丁目だけ竹灯籠ずるいってなるかもしれないから、3、4丁目にも竹灯籠を10個くらい置いた方がいいと思いました」「11個ずつ、ぼんぼんぼんって置くのはみんな同じ数ずつなるけど、場所を指定するのは多分そこに特別な思いとかそれを聞かずにあなたはここねっていうのは違うんじゃないかな」「バランスを気にした方がいいかもだけど無理しておいても何か大町通りに失礼」「お家の前に知らない人から竹灯籠を置かれたら邪魔になる」などと話しました。

作文シートには、次のようなことが書かれていました。

「私は別にいいと思うけど、大町の人がそもそも受け入れてくれるかどうかだと思います。だって私がもし大町に住んでかぼちゃ祭に行ってたとしても行ってなかったとしても家の前とかに置かれたらええ、なにこれってなります。もしかぼちゃ祭(とくに十日)にいってたとしたらえっこれ雨でよごれたやつ!?ってなるかも。だから雁木とかに置きたい人はもし家の前に置くことになったら確認とかとった方がいいと思います。(後略)」

「竹灯籠を置く場所は、置きたい所でいいと思います。11個ずつ置いて、置きたくない所(ではないかもしれないかもだけど)に置く事になる人も出るだろうし、そうなるくらいなら置きたい所に置いて5丁目が多かったらそれはそれでいいんじゃん!!って感じです。(後略)」