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学級の活動

「西野谷ならでは」を感じた宿泊体験活動②

5年1組 創造活動 2025/08/22

宿泊体験活動2日目の朝、子どもは薪で火を起こして炊飯したり、味噌汁を作ったりして朝食を作りました。直火で米を炊き、飯ごうのフタを開けると湯気が上がり、「やったあ。超おいしそう」「なんか、すごいいい香りする」などと感動の声が上がりました。また、古民家の中では、数種類の具材を入れた味噌汁をとても手際よく作り、よい香りが立ち込めていました。

朝食を終えると、これまで準備を進めてきた「西野谷お茶会」をしました。配付しておいたチラシを見てきてくださった方、昨日の笹寿司作りを教えてくださった方など、とても多くの方が来てくださいました。司会の子どもが、お茶会を通して西野谷の方ともっと仲良くなって交流を深めたいという言葉を伝え、お茶会が始まりました。お茶会では、子ども手作りの団子を集落の方が喜んでくださるとともに、色々なお話をすることができました。


宿泊体験活動の後、子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「昨日、今日は初の古民家での宿泊体験でした。宿泊体験で私は、『西野谷ならではを感じながら、宿泊体験楽しむぞ!!』を実現することができたと思いました。なぜなら、粟立山崩壊(山のげ)のお話を西野谷の人に聞かせてもらったし、西野谷集落の探さくで粟立山崩壊に関連付けてわかった・・・などのことや、お茶会、朝食、夕食でも西野谷のいいところが知れました。丸山さんによる粟立山崩壊のお話では、丸山さんが作った粟立山崩壊に関わった本のページの一部をコピーしたものをもらい、それに書かれている地図を見て話を聞きました。地図で見ると、粟立山崩壊の被災地がとても広いと思いました。大災害だったんだなと思います。そのせいで、土砂が万内川をせきとめ、用水も止まったことから、生活が大変になったのではないか?と思いました。でも、その状態から、西野谷の人のたちはそんな災害が起きないように『万内川砂防公園(堰堤も)』をつくり上げたそうです。120年経ち、西野谷の方々の努力で、今のような豊かな西野谷ができたと思います。その後、流しそうめん、かわら亭での入浴が終わり、笹ずしなどの夕食を作り、食べました。笹寿司に使った笹は、MAHORA西野谷の近くに生えていた物を使いました。具は、たけのこやぜんまいなどの西野谷(山)でとれたものを使いました。料理は、西野谷会館で西野谷の人たちとしました。やっぱり、西野谷の人たちってすごく優しいなあと思いました。その後、西野谷の方による『山のげ』『よもしろうの滝』を見ました。すごく『山のげ』についてよく分かる、見ていて、聞いていて面白い話だと思いました。西野谷ナイトウォーク、花火では、西野谷の自然が楽しめました。庭での火起こしでは、昔の人って、こんな感じでやってたのかな?と思えました。お茶会は・・・思ったよりも大はんじょうで、たくさん人が来てくれました。私たちがいつもお世話になっている人たちにお礼ができて、よかったです」