がっこうのそとへまたいきたい
6月13日、子どもはミミとショコラと共に初めて学校の外へ出てお散歩しました。子どもは、ミミとショコラがぐんぐん前へ歩いていく姿から、「ミミとショコラは楽しそう」と感じたり、ミミとショコラが車通りが少ない道路にはみ出していきそうになった姿に「やっぱり外に出るのはまだ早いよ」と感じたりしました。また、原っぱでとことこランドを作っていたこともあり、「もう一度学校の外でお散歩したい」という願いをなかなか実現できていませんでした。
そうして、約1ヶ月が経った頃、子どもが「ミミとショコラ、だいぶ学校に慣れてきたしさ、そろそろ外に出れるんじゃない?」と話しました。その話を聞いた子どもは、「リードなしでもお散歩できるようになったもんね」「今度は高田公園に行ってみたい」「でも、いきなり遠いところは危ないよ」「また道路に出そうになっちゃうか心配」などと、話しました。さらに、「前の時は、みんなが走っちゃうから、ミミとショコラは走っちゃったんだよ。ミミとショコラは、ぼくたちが走っちゃうとなかまがどこかに行っちゃうと思って走っちゃう。だから、みんな走らないで」と、ミミ、ショコラと自分、仲間の関係を「なかま」と表現したり、初めて外に出た時のことを思い返し、ミミ、ショコラの安全を守るためにどうしたらよいかを話したりする子どもがいました。
子どもは、アルパカさんよりも前で歩き、先回りをして危険がないかを確認する「けいびいん」をしたり、たくさんの人数でリードをしっかりと握りしめたりしながら歩きました。また、リードを持たずにミミ、ショコラの横を歩き、道路にはみ出さないように守りながら歩く子どももいました。
子どもは、ミミとショコラと歩調を合わたり、足早になるミミ、ショコラに「ゆっくりいくよ」と話しかけたりしながらお散歩を楽しみました。
無事に学校の周りを一周して帰ってきたミミとショコラに、子どもは「おかえり」「もう走って大丈夫だよ」と話しました。
その日、子どもは作文シートに次のことを書きました。
「ミミとショコラといっしょにがっこうのまわりをあるいたよ。きょう、2かいめのがっこうのそとでミミとショコラはたのしそうにしていたよ。たのしそうにはやあるきをしていたよ。たのしかったよ」
「ミミとショコラはねっちゅうしょうにならなくてよかったよ。みんなもならなくてよかったよ。うしろからくるまがきていたから、ミミはあぶなそうだったよ。でも、ミミとショコラはたのしそうだったよ。ミミとショコラといけてうれしかったよ。ミミとショコラもたのしかったとおもうよ。でも、ミミとショコラはがっこうのまわりを1しゅうしてつかれたんじゃないかな」
「ミミとショコラとがっこうのそとにでたよ。3かいめもやりたいっておもったよ。でも、きょうはなんではしらなかったのかな。きょう、ショコラはそとでうんちをしちゃったよ。ショコラはがまんできなくて、ミミはがまんをしたよ。みんなやばいとおもったよ。でも、あとでうんちをそうじしたからよかったよ。なんでうんちをしちゃったのか、つぎのとことこスポットでみんなではなせばいいんじゃないかな」