シマとシマのあいだ
1年2組
実践教科活動
2025/07/12
ぴたぐらジマでは、オニ役が「ぴたぐらで転んだ」というコールをする間に、シマからシマへ移り、ゴールを目指すというゲームをしています。
コ役は、オニ役のコールが終わった時に、シマの上にいなかった場合、アウトとなり、スタート地点からスタートし直しとなります。また、コールは5回行われ、早くゴールしたコ役(1点獲得したコ役)は、もう一度スタート地点からスタートし、2点目を狙いに行くこともできます。
ゲームを繰り返していくと、2点の獲得を狙う子どもと、1点を確実に獲得するように進む子どもの姿が見られるようになってきました。そこで、1点または、2点を取るためにシマとシマの間をどのように移動しているのかを話題にしたいと考え、「シマとシマのあいだはできるだけはやくはしりますか」と子どもに尋ねてみました。
子どもは、「たくさん進むには速く走ったほうがいい」「でも、速く走るとシマを通り越しちゃう」「近くのシマなら速く走らなくてもいい」「速いと落ちちゃう」と話しました。子どもは、速く走ることによさを感じつつも、走りながら急に止まることの難しさがあることを話していきました。そして、「走りながら止まること」について話題にひろげると、子どもは、「シマから動く前に行きたい場所を決めておく」「その場所までいけたら無理はしない」「シマに近づいてきたら、ゆっくりして乗る準備をする」と話しました。
これまで、シマの上での留まり方に着目してきた子どもは、行きたいシマを明確にすることや移動のスピードをコントロールするという視点から、シマとシマの間の移動の仕方について考えていきました。