どれぐらいはなれていてもいいか
子ヒツジの身体が大きくなり、4人でもふのリードをもったり、原っぱにできた「ひつじふれあいランド」からヒツジさんが逃げ出さないように場を丈夫につくり変えたりしています。また、ヒツジさんの力強さを、日々の活動の中で、リードの手応えから感じている子どもです。
子どもは、家族4頭のヒツジそれぞれにリードをつけてお出かけすることで、家族一緒に行動する安心感や、一緒にお出かけする難しさをとらえてきました。
「ひつじさんはどれぐらいはなれていてもいいか」と問われた子どもは、「もふを鳴いて探すことがあるから、見えるところにいればいいと思うよ」「離れていても見えるところにいれば、もふが見つけられるよ」「ヒツジさんはみんなが、一人で動いても大丈夫になってきたよ」と話しました。家族4頭のヒツジの姿や気持ちを感じながら、家族4頭のヒツジと自分や仲間のかかわり方について考えました。
その後、原っぱで活動しました。活動の中で、もふとましゅまろ、ろこんとめるると2頭ずつ、距離はありますが、目に見えるところで過ごしていました。活動の最後で、ろこんとめるるが遠くから走って近寄ってきて、4頭で小屋の裏の葉っぱを食べる姿がありました。
この日の作文シートに、子どもは次のようなことを書きました。
「ひつじさんが すごすばしょは にぎやかです。きょう、ひつじおりんぴっくを したよ。きょう、ろこんと めるるが じゃんぐるじむのまえで くさで むちゅうだったよ。でとちゅうで めるるのつぎろこんが もふのところに はしってきたよ。」
「ひつじさんが すごすばしょは、きょうやってみたら グラウンドと、むずかしいけど こやのうしろに わかれたよ。こんどは、まるいけと、グラウンドで わかれてみたいよ。グラウンドには めるるとろこんが いたよ。こやのうしろに ましゅともふがいたよ。」