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学級の活動

マックスが見た夢「かいじゅうおどりをはじめよう!」

3年1組 実践教科活動 2025/07/01

「おはなし七変化」の活動で『かいじゅうたちのいるところ』(モーリス・センダック作、じんぐうてるお訳、冨山房)に出あいました。

   

子どもはお話を聞き、「マックスの部屋の木が伸びたり、壁がなくなったりするのがおかしい」「なんで怪獣がしゃべれるの?」「夢でも見てるのかな」と不思議さを話しました。そこで、「これはマックスが見た夢なのか」と問いを立て、絵本をよく見ていきました。

すると、夢かもしれないという証拠をたくさん話し始めました。「マックスの部屋にあるテントが、怪獣たちの島にもあるよ」「部屋の紐が怪獣たちの島だと木の枝になっている」「航海のところから夢に入るんじゃない?」「月の形が色々変わるのは夢の中だからだ」。このように話しながら、仲間とお話を演じていきました。

子どもは、お母さんに寝室に放り込まれた後、目をつむって寝るような仕草をしました。怪獣たちのいる島では「かいじゅうおどりをはじめよう!」とセリフを言い、仲間とセリフのないページを演じました。お話の結末では、あくびをする演技をして、眠りから覚めるマックスを演じました。

子どもは演じたことを墨流しで表そうとしています。墨流しは日本画の技法の一つです。子どもはこれまでに、小林古径記念美術館の伊藤さんから日本画の道具や画材、墨流しについて教わってきました。

子どもは墨流しを体験し、黒一色でも色々な表現ができる意外さや、自分の鼻や頭皮の油を使って墨をはじく面白さを感じました。子どもは「かいじゅうたちのいるところ」を墨流しでどのように表現するか考えています。