石の模様をアンモナイトに見立てて化石をかく
道の駅「親不知ピアパーク」の海岸で、石のガイドの古見さん、石ころアートの八木さんとかかわって石を拾う活動を行いました。
その翌日に、今度は古見さん、八木さんが附属小学校に来てくれて一緒に活動をしました。
八木さんは、海岸で拾った石に絵を描いて持ってきてくれました。
そして、八木さんがつくった石ころアートの作品を並べて、石の形や模様などをいかして絵を描いていることを教えてくれました。
子どもは、自分が海岸で拾ってきた様々な種類の石に絵を描いていきました。
石に元々あった茶色の丸の模様を化石に見立てて、恐竜やアンモナイトの化石を描いた子どもがいました。
そして、石の右側部分が盛り上がっているところにご飯を描き、凹んでいるところにカレールーを描いておいしそうなカレーに仕上げた子どももいました。
石に絵を描いた後は、古見さんが持ってきてくれたアロマワックスで石を磨きました。
温めた石にアロマワックスをこすりつけると光沢が出てきました。
子どもは、「石が光っているみたい」「いい匂いがするね」などと話していました。
子どもは、作文シートに次のように書きました。
「今日、古見さんと八木さんと石ころアートをしました。昨日は、親不知ピアパークに行って石ひろいをして、今日はそれに色をぬります。とってもひらべったい石などもありました。ぼくは、八木さんの話を聞くと、石のもようなど、石のとくちょうをいかしてかくといいそうです。ぼくは、昨日まるいぐるぐるのもようが入った石を見つけたから、石のもようをアンモナイトにみたてて、アンモナイトをもう1こときょうりゅうのかせきの頭をかきました。まちがえられないので、きんちょうしました。でも、骨みたいなものだから、よけいにふくざつでした。ぼくは、ほんとうにきょうりゅうのかせきがかけるのかなと思いました。ちょっと茶色よりのやつでかきました。ちょっとふあんなのもありました。石だから、ぐらぐらしていて、かきずらかったです。でも、すこしでも手もとがくるえば、バランスがわるくなるのでプレッシャーがすごかったです。鼻のくぼみや、目の穴もコントロールがむずかしかったです。石のぐらぐらと、きょうりゅうじたいのバランスのぐらぐらでやばかったです。それをつくるのに、30分いじょうかかりました。ちょっといちばんむずかしいところできょうけいして、もう1このアンモナイトのほうにいきました。それはいがいとかんたんで、丸をちょっとずつ小さくしていくのです。そのじてんで、だいぶきょうりゅうのかせきみたいになりました。それで、きょうりゅうの口のぶぶんです。深~くしたり、あさくしたりでたいへんでした。もう、なんていえばいいのかわからないぐらいのむずかしさです。ちょっとだいたんにかいて、そこからちょうせいしていきました。まちがえたところは、はいいろで石の色をとりもどします。それでかんせいしました。八木さんにおもしろいと言われました。」