スキーの日「レルヒさんへ」
1月12日は日本で初めてのスキーの指導がレルヒ少佐によってなされた日です。3日目には金谷山で指導をしたという記録が残っています。上越市では毎年、レルヒ少佐顕彰会を金谷山スキー場で行っています。
子どもは相澤さんからお誘いを受け、レルヒ像のもとに集まりました。一本杖スキーの滑降を待っていると、これまで金谷でかかわってきた方たちが大勢集まっていました。ホタルの会の森田さん。流しそうめんでお世話になった星野さん。牛木さんも来てくだり、再開を喜び合いました。
一本杖スキーの滑降が始まりました。相澤さんやスキー発祥記念館の増田さんが披露してくださいました。滑降が終わると、相澤さんが子どものもとにやって来て、「よく来たね」と声をかけてくれました。子どもは、「一本杖スキーをやってみたい」と思うようになりました。
子どもはレルヒ少佐に献花をしながら、金谷山で活動できることへの感謝や、冬の活動の楽しみを書き表した手紙を読みました。
子どもは次のような手紙を読みました。
「レルヒさんへ 私たちは創造活動『金谷アドベンチュ』で金谷に行って4年2組のみんなと活動をしています。その中で、私は料理組をやっています。そして、今、寒い時期がやってきました。そのせいで、12月は金谷山に行くことがむずかしくなり、2024年は行けなくなりました。そのかわりに、2025年の2月2日のレルヒ祭に参加させてもらう事になりました。その日は雪が積もっていると思うので、雪が積もっている金谷山に行くのが楽しみです。」
「レルヒさんへ 私は、冬にはスキーができる金谷山に、春からずっとかかわってきて、すてきなところをたくさん見つけました。夏の金谷山にはホタルが舞います。私は、金谷のホタルさんへ手紙を書きました。聞いてください。
金谷のホタルさんへ ホタルさん。去年も夏の夜を照らしてくれてありがとうございました。ホタルさんのおかげで私たちが立てたテントの中ですてきなプラネタリウムができました。ホタルさんのおかげでプラネちゃんという男の子のキャラクターができました。ホタルさんのために、みんなで活動して、無事、きずなをふかめることができました。ホタルさんには、不思議な力があります。ゆう気をくれる力、ちょっぴり世界が明るくなる力、えがおになれる力・・・ほかにもいろいろな力を持っていてちょっぴりうらやましいです。これからもずっと、その小さいけれど大きな力を使って、金谷山にいろんな夜を照らしてください。レルヒさん、今、金谷山は、どの季節も楽しみがあります。これからも金谷山で活動して、冬のすてきを見つけていきます。」
「レルヒさんと金谷山を守ってくださっている皆様 私は、金谷アドベンチュで金谷山公園に行かせてもらっている〇〇です。レルヒさん、金谷さんは今、色々な人が守ってくれています。そのおかげで、私たちは楽しく安全に活動ができています。まだ、金谷アドベンチュを続けていくので、今後もよろしくお願いします。そして、今度、金谷山公園に行くとき、金谷のことをぜひ教えてほしいです。教えていただいた事を新聞にできたらなと思っています。ハチのくじょの時や、流しそうめんの時など、ほんとうにお世話になっています。いつもお仕事おつかれさまです。金谷のためにありがとうございます。レルヒさん。これからも、冬の金谷山と、私たちの活動を見守っていてください。よろしくお願いします。」