秋の音楽集会「大きい拍手が聞こえてきた」
秋の音楽集会では、学級パフォーマンス「よってこ鳴子」をつくってきました。班に分かれてパフォーマンスの動きを出し合い、立候補した中心メンバーがそれらを組み合わせていきました。中心メンバーの子どもは、朝のいきいきタイムや休み時間にも声を掛け合って集まり、動きづくりに取り組んでいきました。どの動きを入れるかで意見が分かれ、泣いてしまう子どももいました。
パフォーマンスが出来上がってきたときに、1年生と6年生の仲間と学級パフォーマンスを見合いました。6年生からアドバイスをもらい、動きをつくり変えました。前後の列で動くタイミングをずらしたり、隊列の左右で対称の動きにしたりしました。また、4年2組らしさを出したいと思い、「自然が豊かな金谷山!」「金谷、楽しいアドベンチュ!」という掛け声を入れました。そのような中で、最後に金谷のかめさんを登場させたいと考える子どもがいました。それについて、「かめさんがかわいそうだ」という仲間の声があり、最後はステージ前に全員で駆け寄り、アドベンチュポーズをしながら「金谷!」と叫ぶことにしました。そして、中心メンバーの子どもの声掛けで円陣を組み、気持ちを高めました。
当日、4年2組の入場は最後でした。「歌が息をする」を歌いながら会場に入ると多くの参観者があり、緊張が増しました。いよいよ4年2組の出番が来ました。子どもは、パフォーマンスをしながら時間があっと言う間に過ぎていったと感じました。子どもは、最後に「金谷!」と叫んだとき、ひときわ大きな拍手が会場から起こったと感じました。
子どもは作文シートに次のように書いていました。
「今日、秋の音楽集会がありました。今年の秋の音楽集会のおどりのふりは、中心メンバーで考えて、私は初めて中心メンバーになったので、さいしょは、きんちょうしていました。でも、始めのふりが決まったら、どんどん決まっていきました。ほとんどもめていたりしたけど、すてきなおどりを作れました。そして、何度も体育館で練習をして、かけ声を入れて、完成しました。そして、今日体育館から、『歌が息をする』がろうかで聞こえた時は、あまりきんちょうしていなかったけど、入場(体育館に入った時)は、ちょっときんちょうし始めました。そして、『未来へのステップ』を歌いました。そして、歌い終わった時、ママを見つけたので、もっときんちょうしちゃいました。次はいよいよ『よってこ鳴子』でした。そして、4の2の順番がきました。うまくおどれました。」
「そしていよいよ4の2の出番が来ておどりました。でも、家族がいないから、おとといよりはきんちょうしませんでした。そして、さいごの先生がまん中を走っていくとろこが終わった時、他のクラスより大きいはくしゅが聞こえてきたような気がしました。そして、『アドベンチュ―』と言って、たい場しました。」