金谷の桜に肥料をあげる
今回の金谷アドベンチュお出かけでは、前回から延期になっていた、金谷山さくら千本の会の相澤さんとの活動をしました。高校の同級生で立ち上げた会で、金谷山に桜を植樹したりお世話をしたりして今年で23年目ということを聞きました。
子どもは、桜の木の肥料を受け取り、斜面を登りました。仲間と肥料をあげたい桜の木を決め、その幹から1.5mほど離れた場所に移植ごてで穴を掘っていきました。落ち葉や根で掘るのには力が必要でした。会の皆さんや牛木さんから手を借りながら穴を掘り、肥料を埋めていきました。幹ではなく、地中の根の先端から肥料が吸収されることを教えてもらいました。
全部で30本ほどの桜の木に肥料をあげました。その後、さらに斜面を登ると、かつてのスキージャンプ台に出あいました。ここの場所から麓までジャンプしていたと聞き、信じられないという気持ちになりました。
斜面を下りてきて、昼食の準備をしました。カセットコンロを使って、ポテトチップスやさつまいもチップスをつくったり、かまどで火を起こしてジャーマンポテトをつくったり、マシュマロを焼いたりしました。青空のもと、おいしくいただきました。また、挑戦し続けてきたプラネタリウムがついに成功し、仲間をテントに招き入れたりしました。
午後は、スキー発祥記念館を訪れたり、レルヒロードを歩いたりしました。
そしてこの日の最後は、麓のヨーデル金谷まで歩いて下りました。駐車場で工事が進んでることが気になり、市の担当の方に説明をしてもらいました。「道の駅かな?」「図書館かな?」「金谷のお土産屋さんかな?」と話していましたが、建設しているのは新しい金谷地区公民館でした。来年3月にオープンすると聞き、自分たちも行ってみたいと話していました。
ヨーデル金谷では、プリンとフルーツゼリーをいただきました。子どもは、ヨーデル金谷の浅見さんに、金谷山公園で調理したさつまいもチップスを手渡しました。浅見さんは「スタッフのみんなでいただくね」と話してくださいました。また、子どもは、「一緒に料理をしたいです」「プリンのレシピを教えてください」と話したりしました。金谷の自然を満喫したり、金谷の施設を訪れたりして1日を過ごしました。
子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「昨日、13回目の金谷アドベンチュでした。予定では、料理のじゅんびをして、さくらのひりょうをやってきてから料理を始めるけいかくだったけど、ちょっとちがくなりました。でも、そのちがくなった方が楽にできたのでよかったです。それは、さいしょに、料理のじゅんびをして、まだぜんぜん時間があったので、さつまいものをスライサーで、うすくスライスして、あらって、時間になったので、ひりょうをやっている間にさつまいもの水分を太陽の光で、かわかして、風でとばないように、ママに見ててもらいました。そして、牛木さんちょう(さくらがおか)に行って、一人ひりょう20こ~22こ入ったふくろを持って4人班で2、3このスコップを持って行きました。私の班の仲間は、〇〇ちゃんと〇〇ちゃんと〇〇ちゃんと行きました。さくらの木のひりょうのやりかたは、さくらの木から1mくらいはなれた場所に穴をほって6、7こ入れて土をかけます。それを木のまわりに4か所うえます。そして、何こかの木を4人でやりました。そして、前、相ざわさんが宿題をだしてくれたその答えをおしえてくれました。その宿題は、さくらの色は何色あるかです。私は植物にはぜんぜんくわしくないので、わかりませんでした。答えは、5色で、黄、赤、緑、ピンク、〇〇(わすれました)でした。(中略)そして、歩いて、ヨーデル金谷に行きました。白旗山を登ったので、行くのがつらかったです。そして、ヨーデル金谷のちゅう車場で工事している事をおしえてもらいました。話を聞いてみたら、こうみんかんを作ると言っていました。いつか行ってみたいです。そして、ヨーデル金谷に入りました。私はプリンを食べました。写真をとったりシェフにインタビューしたりしました。冬になっても私は金谷に行きたいです。」