実践音楽科「『木星』のイメージから」
6年1組
実践教科活動
2024/10/25
実践音楽科の活動で、子どもは、ピアノで演奏される「木星」と箏で演奏される「木星」に出あいました。
それぞれを聴き、「箏の演奏は、ピアノより渋くて速い感じがした」「箏を聴いてみて思ったことは、和風な感じ、だんだんと進んでいく感じじゃなくてゆっくりめで曲が進んでいると思った。和風なお店に流れていそう」「ピアノと比べて寂しい感じがするけど、そもそも落ち着いている曲だから、箏バージョンも曲に合っていると思いました。(中略)でも曲の雰囲気は同じだと思いました。」などと、感じたことをロイロノートに表しました。
子どもは、「木星」は、音楽室にある様々な楽器で合奏できることを知り、自分でパートや「木星」のイメージに合う楽器を選んで、演奏しました。
ハンドベルを選んだ子どもは、「幼稚園の時に使ったことがある」と話し、まず、仲間と知っている曲を演奏しました。そして、鳴らし方や一つ一つ音が異なることを確かめた後、1人が2音を担当して、「木星」を演奏し始めました。
次の活動の時、前回一緒に活動していた仲間がお休みをし、2人で演奏することになりました。1人が3~4音を担当し、楽譜とハンドベルとを交互に見ながら、演奏を進めてきました。子どもは、見やすいように自分たちが選んだパートだけの楽譜をつくり変え、演奏しながらもスムーズに楽譜を見ることができるようにしました。活動の終わり頃、2人で「木星」を最後まで演奏できるようになりました。
次の日、お休みしていた仲間にも聴かせたいと、休み時間に「木星」を演奏しました。ハンドベルの音に誘われるように、通りがかる他学年の子どもも足を止め、演奏を見守っていました。