10月28日 商店街に置くテーブル作り
10年ビジョンの方々と、高田本町商店街の課題や今後について話し合う第1回ミーティングを行った際に、「商店街に訪れる人が座ったり、休憩したりできる場所があるといいよね」と話した子どもがいました。その言葉をきっかけに、掃除・手伝いチームの子どもが商店街にテーブル席を作りたいということを第2回ミーティングで話し、10年ビジョンの方々の協力を得ながら、11月のまるしぇイベントで使うテラス席を作ることになりました。
10月28日、10年ビジョンの方々に附属小学校へお越しいただき、高田本町商店街に置くテーブル作りを行いました。テーブル全体の設計は、建築士である野口さんが設計してくださいました。はじめ、子どもは、テーブルの天板となる部分に使う板のサイズや配置を考えました。次に、天板となる1枚1枚の板や、テーブルのあしの配色を決め、ペンキで色を付けました。最後に、天板とあしを組み合わせて完成です。時間内では、1チームだけ完成させることができました。
活動後、子どもは作文シートに次のことを書いていました。
「大変でした。でも、楽しかったです。一番難しかったところが板を当てはめるところです。穴があったので切るところが多くて大変でした。でも、色塗りは、楽しかったです。青の色は、特に手をかけて塗りました。布で塗った後、はけで整えて、つけすぎた部分を拭き取りました。そのおかげで青色が水色になったりせずに揃ってきれいでした。どんどんカラフルになっていくのが楽しかったです。この机がよるまるししぇ、ひるまるしぇに出るのが楽しみです。」
「10年ビジョンの方々と高田本町商店街に置くテーブルを作りました。簡単に作れると思っていたけれど、大変で難しかったです。パズルみたいなのがすごく楽しかったです。木の色がだいぶよるまるしぇカラーになったのでよかったです。これでよるまるしぇ、ひるまるしぇに来たお客さんが気持ちよく使ってもらえたらうれしいです。たくさんのお客さんに便利と思ってもらいたいです。」
「チームに分かれて1つずつ作りました。パネルを机の天板の部分に置いて、隙間ができないように調節する作業が一番大変でした。机の面に合わせてみて、はみ出したパネルは切らなくちゃいけないので、サイズを測って鉛筆で印を書いて、切って、はめるという作業を何回もしました。でも、隙間ができてしまうという問題が発生して、最終的に木くずで埋めました。その後、タイルに色を塗ってはめました。ここで問題になったことが、乾いていない黄と青が混ざり、緑になってしまったことです。改善しようと、上から黄で塗っても逆効果。他の白と混ざってしまい、うす黄色と黄緑になってしまいました。そんなこんなで色付けが終わり、いよいよテーブルのあしを組み立てました。トンカチで釘を刺して、とても面白かったです。できはあまりよくないかもだけど、芸術的でかっこいいやつができて満足です!6の1の皆が作った机でくつろいでくれればいいなと改めて思いました。」