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学級の活動

攻撃開始の位置、仲間との連携プレイ

6年1組 実践教科活動 2024/11/03

実践体育科では、アメリカンフットボールを基にしたボールゲーム、ブレイクタッチダウンの活動を続けています。ゲームの主なルールは以下のとおりです。

攻め:スタートゾーンから、エンドゾーンまでボールを前に運ぶことができら得点する。

守り:攻めの人がエンドゾーンへたどり着く前に、攻めの人が付けるタグを取り、攻撃を阻止する。

このルールに対し、活動の途中から、次のルールを追加しました。

〇コートの半分(ハーフライン)よりも奥(エンドゾーン)側でタグが取られた場合、攻めはハーフラインから攻撃を再スタートする。

新しいルールが追加され、ゲームを繰り返していくうちに、子どもは次のことを話しました。「タグを取られてもいいから、最低限ハーフラインまで進もう」「ハーフラインから攻めにくいから、スタートゾーンから攻撃をやり直していいですか」子どもは、ハーフラインから攻撃を始めることに、よさややりづらさを感じていました。

そこで、10月25日(金)の活動で、教師が「スタートゾーンからとハーフゾーンからでは、どちらの方が攻めやすいか」と子どもに尋ねました。

子どもは、「スタートゾーンからの方がゴリ押ししやすい」「ハーフラインからの方が敵との距離が近くて圧を感じるが攻めづらい」「でも、ハーフラインは、エンドゾーンに近いからちょっと進めばすぐにタッチダウンできる」などと話しました。その後、ハーフラインはエンドゾーンに近いはずなのに、攻めづらく感じるのはなぜか。また、ハーフラインからはどのように攻めたらよいのかについて話していきました。

子どもは、活動後の振り返りで次のことを書いていました。

「スタートゾーンからの方が加速しやすく、四皇(4人が横一列に並ぶ守備の陣形)を突破したらほぼ点が取れるので、スタートゾーンの方が強いと思いました。ハーフラインでは、越えれば絶対点を取れるけど、越えるのが難しいと思いました。

「ハーフラインの方がタッチダウンしやすいと思いました。理由は、ハーフラインの方がエンドゾーンに近いし、パスを使えば意外と決めやすいと思ったからです。」

10月31日、前回の活動では、守りをどのように突破したらよいかまでは考えることができなかったため、「3人の動きで守備を突破するにはどうしたらよいか」を話題にし、ゲームに臨みました。子どもは、3人が同時に勢いよく別々の方向に走り出したり、仲間にパスを出すと見せかけ、守備者が仲間をマークした瞬間にパスを出さずに走り出したりしました。また、ボールを持っている人が守備者を引きつけた後に、仲間がパスを受け取り、そのままタッチダウンするといった連携プレイが見られました。活動後、子どもは、次のことを振り返りに書いていました。

「相手チームが『パスして』と言って、すぐパスを受け取れるのがすごいと思いました。私たちは、事前報告がないとできないので、まねしたいと思いました。今回タッチダウンできたのは、ボールを隠してもち、突っ切って走るというので上手くいきました。」

「□□くんが突進してきて、、『Aくんのタグを取ればクリアだ!』と思って、みんなAくんの付近に集まりました。でも、Aくんのタグをもう少しで取れる!っていう時にBくんがAくんのボールを取って、そのまま走って得点できていたのですごいと思いました。AくんとBくんの連携プレイがすごいと思いました。」

「他の人(その時はCちゃん)にボールを持ってもらって攻めの途中でもらう。そうすると相手はCちゃんの守りに行くから自分が受け取ったことが相手に気付かれにくい。初めて成功してうれしかった」