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学級の活動

ブレイクタッチダウン パスはどこにで受け取るとよいか

6年1組 実践教科活動 2024/10/22

実践体育科では、アメリカンフットボールを基にした「ブレイクタッチダウン」という活動をしています。攻めの人は、エンドゾーンまでボールを運ぶことで得点(タッチダウン)し、守りの人は、相手の腰に付けられたタグを取ることで攻撃を防ぎます。子どもは、タグを取られずにエンドゾーンまで進むことや相手のタグを取って進ませないことを楽しみながら、タッチダウンにつながる動きを見つめています。10月7日、攻撃をパスから始めることについて話題にすると、「パスは諸刃の剣」と話す子どもがいました。続けて、成功すればたくさん前に進めるし、走るよりも速いけれど、ボールを落としてしまう可能性も高いことを話しました。(※ボールが地面に着くと、その時点で攻撃終了)子どもは、キャッチミスがパス作戦の難しさであることを話しました。

そうして、パスの有用性とリスクが話題にされていく中で、教師からパスが失敗する時の要因を示す数値を提示されました。

<キャッチミスや妨害による失敗‥26% ボールをキャッチした後にタグを取られて失敗‥74%>

子どもは提示された数値を基にしながら、キャッチミスよりも、ボールを受け取る場所や受け取り方に課題を見いだしていきました。その後、教師が「パスはどこで受け取るとよいですか」と子どもに尋ねると、子どもは「ハーフラインやエンドゾーンの近くがよい」「でも、近くに守りがいたら意味がない」「走りながら受け取らないとすぐにタグを取られる」と話しました。パスを受け取る場所や受け取り方について話した後、早速ゲームで試しました。子どもは、パスを成功させたり、成立することの難しさを改めて感じたりしながら、ゲームを楽しみました。子どもは振り返りに次のことを書いていました。

「パスで攻めることについて考えていることは、エンドゾーンの近くでキャッチができればいいけど、できないから半分より遠くに投げることが重要だと思いました。キャッチした後にタグを取られちゃうから、キャッチしたらすぐに動くことも重要だなと思いました。」

「パスで攻めるのは難しいと思いました。相手に取られやすいと思いました。でも、作戦の幅が広がると思いました。うまくいけばすごい強いと思いました。」

「パスは、コートの後半で受け取るといいと思います。前半だとまだ敵がいるから、タグを取られるかもしれないからです。後半はキャッチミスのリスクも大きいです。でも、成功したら点を取りやすいと思います。」