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学級の活動

金谷の竹で流しそうめん

4年2組 創造活動 2024/10/03

10回目となる金谷アドベンチュのお出かけに行きました。子どもは、金谷で切った竹を使って流しそうめんをしたいと考えました。ノミを使って節を削り落とし、水やそうめんが流れやすいようしました。また、流しそうめんの高さや長さを考えながら、竹を支える支柱をつくりました。

金谷に着くと、星野さんが様々な道具を準備してくださっていました。高さを調節できる支柱や大きな鍋、ざる、プロパンガスなどです。子どもは、40人前のそうめんをつくるために分量を計算したり、しょうゆだれとごまみそだれをつくる計画を立てたりしてきました。ボランティアの方の手を借りながら、計画していたよりも早く準備が整いました。

お昼近くになり、そうめんをゆで始めました。炊事場の水道でめんを冷やし、1回目のそうめんを流す準備ができました。子どもは「流しそうめん始めまーす!」と大きな声で仲間に呼びかけました。あっと言う間に竹の樋の周りに仲間が集まりました。手づかみで上流からそうめんを流していきます。仲間は「ぜんぜん下に来ないんですけど!」と言いました。そこで、子どもは「一番前でそうめんを取った人は、一番後ろに並び直してください」と言いました。また、「右利きの人はこっち側、左利きの人はこっち側」とそうめんを取りやすい場所を伝えました。

星野さんがミニトマトを持ってきてくれたことから、ミニトマトも流しました。子どもは、流しそうめんを夢中で何杯も食べました。「まだまだ食べれる」と言ったり、「もう食べれない」と言って芝生に仰向けになったりしました。そうめんは、2回目、3回目とゆで、仲間のお腹はいっぱいになりました。

また、テントづくりを重ねてきた子どもは、前回成功できなかったテントの中でプラネタリウムを映すことに再び挑戦しました。前回、テントの中を暗くできなかったことを踏まえ、今回は、黒い防草シートを用意し、天幕にしていきました。カップ容器に星座の穴をあけ、ライトで天幕に映します。しかし、入口から光が入ってしまい思うように映りませんでした。子どもは、「あいにくの晴れだったから明るすぎた」「今度は入口も閉めて暗くしてリベンジしたい」と話していました。

子どもは、作文シートに次のように書いていました。

「今日、十回目の金谷アドベンチュがありました。祝うべき十回目では、流しそうめんを行いました。私は、しゅさい側でした。(中略)ついたら、たくさんのボランティアの方と、牛木さんが待っててくれました。今回は、ぜんいんで約五十人ほどいたそうです。やはり、すずしくなってきて、ボランティアの方も来やすくなったのだろうと思われます。今回の流しそうめんは、〇〇ちゃんと私二人でやりあげました。私が金谷流しそうめん会会長、副会長が〇〇ちゃんです。(じゃんけんで決めました。)お昼まで三時間くらいは準備につかうと思ってたけど、星野さんがプロの目つきでババババッとやってくれて、約三十分でおわりました。(すごい!!)ちゃんと流れたのでよかったです。(中略)もどってきてたれを作る時、ある事に気づきました。『すりごまが十分の一しかない事けん』です。なくても、しかたがないので、十分の一でつくりました。流しそうめんもうまくいって、本当にうれしかったです。今回のお出かけを一言でいうと『星野さんにかんしゃ』です。」

「今日の金谷アドベンチュは少しとくべつでした。今までにたくさん金谷アドベンチュをしてきたけど、なんと今日は!!10回目の金谷アドベンチュです!!テントウムシ(テント組)もここはまけじと前回の失敗をいたわり、テントでプラネタリウムをさいチャレンジしました。(中略)テントウムシの話にもどりますが、プラネタリウムは・・・失敗してしまいました。だがこれは、失敗ではなく『せいこうしないほうほう』を発明したんです。だから、このけいけんを生かして、今度は、入口もしめたりしようと思います。さいごに白旗山に登り、いっしょに登っていた子たちといっしょに『もみじ』を歌いました。その声は、もみじとなり、はるかとおくへとんでいったような気がしました。」