あるかしら図書館
『あるかしら書店』を読んだ子どもは、身近な図書館での体験から発想し、『あるかしら図書館』の絵本をつくっていくことにしました。一人が数ページずつ書き、班の仲間と合わせて1冊の本をつくっていきます。
この日子どもは、上越市立高田図書館を訪れました。司書の方に人気の本や好きな本、本の調べ方のコツを質問しました。
また、普段は入ることができない書庫にも入らせていただきました。1階の扉を開け、階段を下り、地下階に進みます。内履きに靴を履き替え、粘着マットでほこりを取りました。扉を開けて中に入ると、涼しいと感じました。1年を通じて温度と湿度を保っているということでした。明治時代の新聞、高田藩の資料、今は使うことがほとんどないカセットテープなどがぎっしりと収められていました。
子どもは2階に行き、貸し出しカードを作ったり、自分の好きな本を借りたりしました。司書の方に「ラグビーの本を借りたい。勝つ方法を知りたいから」と話し、スポーツの書架から本を選んでもらいました。
子どもは学校に戻り、学校のポプラ図書館や高田図書館での経験、自分の生活から、『あるかしら図書館』のページをつくっていきました。
子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「今日、『ほんとうかもしれない』の活動で高田図書館へいきました。はじめて見たところは、書庫と地下書庫です。書庫(2階)には、人気な本や昔あった図書館の『いどう図書館』で使っていた本などがあるそうです。書庫(2階)には1万~2万の本があります。地下書庫には、れいだんぼうなどがあります。はじめて見た道具は、マイクロフィルムと電どうの本だなとカセットテープとあと、えど時代くらいのさわるとボロボロになってしまう新聞です。昔は、マイクロフィルムでえいがをしていたそうです。新聞のしゃしんなどがマイクロフィルムの中にほぞんされているそうです。今、マイクロフィルムは見れないそうです。カセットテープはしょうせつなどのろくが?みたいなもので、昔は、しょうがいのある人のために使っていた物がカセットテープだそうです。地下の書庫には、『〇〇文書』というのもあったり、えど時代くらいの時の新聞や上越市にかんけいのある本や観光パンフレットやしょくいんの名前がかいてある物などもありました。」
「今日、『ほんとうかもしれない』で、高田図書館へ行きました。高田図書館の地下の大事な何か入っているそう庫も見させてもらいました。むかしの本やきちょう品を見せてくれました。ボタンをおすと本とかのきちょう品が入っているたながよこにずれました。びっくりしました。一番おくには、地図が入っていました。ひろげると大きい地図になるそうです。そのへやは、虫、ほこりやごみが入らないようになっていました。すずしくもなっていました。はじめてしりました。むかしのいろいろな物を見ました。その地下の所は、はすがさいている水がとなりだから、地しんでかべにひびが入ったら水が入ってくると言っていました。その事とかを聞いて、自分たちで作っている図書館のアイデアがうかびました。それは、いろいろ図書館です!!」