9月5日 町家らしくなってきた
「教室にも町家をつくりたい」と思いをもった6月から、「町家の雰囲気をつくっていきたい」と感じ、少しずつ教室の町家に手を加えてきました。
町家に貼り付ける壁に色を塗った子どもは、「だいぶ色が塗れてきて、町家の中に入ると少し暗く感じるから、なんかより町家らしくなってきた」と話し、塗る前と塗った後の印象の違いを話しました。
明かりを採り入れる天窓をつくった子どもは、「太陽の光が入って、こうじやっぽくなってる」「天窓にガラスのようなものを貼り付けると、窓に見えるね」などと話し、これまで感じてき町家の雰囲気を思い出しながら話しました。
町家に置く折り紙の飾りをつくった子どもは、「こうじやの棚に、折り紙とかぬいぐるみ置いてあったよね」「イベントをするときに、折り紙コーナーみたいなのをつくって、町家が和の感じってことを伝えられるよね」などと話し、柄の着いた折り紙で小さな箱や鶴を折っていました。
また、子どもは「町家のことをもっと知ってほしい」「町家が楽しいところだということを知ってほしい」と思いをもち、イベントを開くことを決めました。子どもは「1学期にやったスープをみんなに出したい。あるやでも出していたし、商売をするっていうところで、町家らしいと思う」「町家のことを知ってもらうには、クイズを出したり、看板を出したりしたい」「お茶を出せると、和の感じも出てくつろいでもらえるし、和菓子とか出せるといいかも」などと話しました。そして、イベントに向けて、それぞれがしたいことに取り組もうとしています。
子どもは振り返りで「町家のことを知らなかったけど、この創造活動を通して町家があることを知りました。そして、教室の中に町家のような和室をつくっています。昔っぽさを出すために濃い茶色を塗っていきました。そうすると、あっという間に昔っぽさができあがりました。そこにテレビを入れたり、他のものを入れるともっと昔らしさや住んでいる場所らしくなっていきました。町家のことを知ってこれたし、これらのことを伝えたいです」「今日は、ともして町家のイベントで出す物を何がいいか考えました。私はスープを出したかったので、食べ物を出す場所にいきました。いろいろな案が出てきてまだまとまってはないけど、ともして町家の時にまたみんなで考えたいです。イベントがよいイベントになるように、これから頑張りたいです」と書いてありました。