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学級の活動

引き継ぐことについて

5年2組 実践道徳 2024/07/21

子どもは、これまでの「ともして町家」の活動で、戸野目の町家である「こうじや」とかかわり、町家のつくりや、町家の雰囲気などをとらえてきました。そして、町家で過ごしたり、他の「あるや」や「たなやかた」で新メニューのスープの提案、または絵画の作品展を開くことを通して、町家のつくりや、町家の雰囲気などのとらえをひろげてきました。子どもは「町家の良さを作品展に来てもらったことを通じて、知ってもらえた」「私たちのクラス以外の人も、町家の雰囲気を楽しんでくれたみたいで嬉しい」「あるやに私たちのスープが並ぶと北折さんが言っていた。とても嬉しいし、行ってみようかなって思う人が、これから増えていくんじゃないかな」などと話しました。

子どもがこれまでの活動で感じてきたことを話した後、これからの活動に思いを巡らせているところで、「こうじや」の管理者である北折さんが話していたことを子どもに提示しました。「6月から、こうじやに興味をもってくれる人があらわれました。その方は、戸野目にずっとかかわってくれる方です。私は、この方にひきついでいきたいと思っています。」

子どもは、「今まで、こうじやで過ごしてきたのにさびしい」「あの雰囲気が好きだったのに」「でも、貸してもらっている立場だからなんとも言えない」「最終的には、私たちも誰かにこうじやをひきつぐわけだし、しょうがない気持ちがする。北折さんもバトンタッチしたい気持ちがあるんだと思う」などと話しました。

北折さんが4月に5年2組の子どもに託してくれたときに話してくれたことを始め、これまでの活動から、北折さんの戸野目・四ヶ所の町家に対して思いを巡らせました。「戸野目・四ヶ所の町家のために、うちらだからこそできることがあるんじゃないかな。だから引き継ぎたくない」、「町家を引き継がないと、自分たちもずっとかかわるってわけはいかないんだし」、「こうじやをぼくたちにたくしてくれた時には、安心や任せるというところまでいっていなかったんだと思う。これからこうじやに来る人にはそうした安心や任せるみたいな気持ちを北折さんは感じたんだと思うな」などと話しました。

作文シートに、ひきつぐこととはどのようなものであるか書きました。子どもは、次のように作文シートに書きました。

「引き継ぐことについて、考えたことは、こうじやの全てのことをまかせる、全てのこと、ものなどのこうじやに関わることはまかせ、たくすことだと思います。きっと、この建物ができた時から、そうやって引き継いでどんどん世代をつくり、今にいたると思います。そして、その町家(こうじや)についての思いまでもひきついでいるのかなと思います。そうならば、未来でも町家のことについて知っている人が増えていくのなら仕方ないことだと思います。でも、かなしいです。4月から3か月間きょてんとして関わり、すごし、たくさんの思い出がぎゅっとつまっているからです」「ひきつぐことについて、考えたことは、町家の未来をより長くするために6月からこうじやに興味をもった方にたくしていく事は、貸してもらっている私たちが口出ししてはいけないけど町家の事が一番分かっている北折さんが言うということは町家にとってそれが一番適切なんだと思います。私は町家の未来を守ることはいいと思います。悲しいけれどそうすることが一番いい考えだと思います」「ひきつぐことについて、考えたことはいくつかあります。まずひきつぎということは、話し合いで出た中だとリレーに近いものだと思っています。リレーといっても運動会でやるような短いリレーではなく、一生をかける長いリレーです。北折さんにも若いころがあり、ひきついだときは、今よりも若かったと思います。そしてひきつぎ、ひきついでいる間にどんどん守りたい、大事にしたいという気持ちが大きくなると思います。そして、そんな気持ちとともにあせる気持ちも大きくなるのだと思います」