のったらきもちよかったよ
昼休み、ミケとお散歩している時に、歩くミケの背中に寄りかかる子どもがいました。背中に寄りかかっても、ミケは嫌がらずに歩き続けました。
翌日、その時の様子の写真を見た子どもは、「ぎゅっとしているね」「寄りかかっている」と話しました。また、これまでの活動で、ミケやメロンの背中に寄りかかったことのあった子どもは、「ふわふわしてるよね」と話しました。教師が「ミケやメロンの背中に寄りかかったことがある人?」と尋ねると何人かの子どもが「あるよ」「確かにふわふわしてる」と話しました。また、「ミケに乗りたいんじゃない」と話す子どももいました。その言葉を聞いた仲間は、「え、乗りたいな!」と話しました。
外に活動に出ると、早速鞍を付けられる場所をつくり始めました。そして、ミケの背中に鞍を付けました。その様子を見た子どもは、「大丈夫だよ」「ぶるぶるしたよ。くすぐったいのかな」などと話しました。鞍を付け終えると、子どもはミケの背中に乗りました。
教室に戻って、教師から「乗ってみてどうだったか」尋ねられると、子どもは「緊張した。落ちるかもしれないと思った」「最初は緊張したけど、めっちゃ楽しかった。ジェットコースターの上みたいだった」「楽しかったけど、怖かった。○○ちゃんの時よりも速かった」などと話しました。
この日の作文シートには、次のようなことが書いてありました。
「きょうたったかまきばでメロンのせなかをのったよ。のったらきもちかったよ。けがすごいのびててきもちよかったよ。でも、ちょっとだけこわかったよ。きゅうにはしったりしてこわかったよ。」
「きょう、たったかまきばで、いちばんにミケのせなかにのりました。どきどきしました。おちるとおもったらおちなかったです。くさのところでゆれておちるかとおもいました。ミケのせなかにのったらおちませんでした。」
「きょう、たったかまきばで、きょう、はらっぱのところで○○ちゃんがメロンにのろうとしていたのでだいじょうぶかなとおもってでもメロンがどうしてもうごいてしまうので○○ちゃんはなかなかのれませんでした。メロンはどうしてのせてくれなかったのかなとおもいました。(中略)わたしものりたいな。」