レシピを考えてつくってみたよ
上越の農家を巡り、上越産の野菜・果物を使って料理をつくって味わってきた子どもは、上越の野菜・果物のよさをいろいろな人に伝えたいという思いや願いをもちました。
子どもは、上越産の野菜・果物を使ったレシピ作りに取り組みました。トマト、キュウリ、玉ねぎ、イチゴなど、自分で野菜・果物を選び、それをメインに使った料理レシピを考えました。
レシピを考える中で、「自分がおいしいと思う野菜を、食べた人にもおいしいと思ってほしい」「大根は、葉っぱのところも使うと、もっとおいしく食べてもらえるかもしれない」と、考えながらレシピをつくっていきました。
実際の調理では、大きさに気を付けて野菜を切ったり、慎重に分量を確かめながら調味料を足していったりするなど、味も見た目もよい料理を目指してつくっていました。
出来た料理を味わってみると、「玉ねぎが甘い!」と喜びの声を上げたり、「トマトの甘さがあまり出ていないから、次は甘さが分かるようにしたい」と次への修正点を話したりする姿がありました。
子どもは、作文シートに次のように書きました。
「今日、自分たちで考えたメニューを料理しました。それで、アスパラを切ったりすると、気持ちよかったです。私が考えたメニューだから、つくってるとき、よだれがたれそうになりました。かんせいして食べたら、ほっぺがとろけそうなおいしさでした。アスパラがあまったから、それも食べました。ちょっとほかの野菜も、こんど入れたいです」
「今日、『じょうえつ農彩便』をしました。キュウリの料理をしました。まず、おゆをわかそうとしたら、〇〇君が水でパスタをかためました。そして、ゆでたけど、かたまったままでした。その後、〇〇くんと〇〇君がつくっていたキュウリのツナあえがかんせいしました。パスタも入れました。スパゲッティサラダ感を出すために、マヨネーズをかけたけど、味がこすぎて、ハムを入れてもだめです。上越産の野菜のよさを伝えるためにやりたいことは、リベンジをして、失敗しないことです」
「今日、『じょうえつ農彩便』で、『チーズトマトパン』をつくったよ。ほかのチームは、ほかの料理をしたんだよ。『チーズトマトパン』の作り方は、まず、トマトをうすく切って、パンの上にチーズ、ベビーリーフ、さいごにトマトをのっけて、トースターで3分ぐらいやいてかんせいだよ。かんせいしたのを食べたら、すごくおいしかったよ。トマトは生ですごくおいしいんだけど、パンの方があまくてトマトの味があまりかんじられなかったよ。今度は、あまりあまくないパンを使いたいな。今日も楽しかったよ」