メロンのおたんじょうびかいをしたい
6月5日に「メロンの誕生日、もうすぐだね。誕生日会をやりたい」「みんながそろう日にやりたいな」と教師に話しに来る子どもがいました。教師が「明日、みんなに話してみようか」と答えました。
翌日のたったかまきばの時間に子どもは、「ミケもしたからやりたい」「誕生日は特別だから、お祝いしたい」と仲間に伝えました。その言葉を聞いた仲間は、「やりたいね」「ミケのお誕生日会もしたからね」「いーっぱいお祝いする日にしたい」と話し、メロンのおたんじょうびかいをすることに決めました。メロンのおたんじょうびかいをどうするか話していくと、子どもは、「飾りをつくりたい。メロンの寝る小屋に輪飾りをつくりたい。誕生日が伝わるといいな」「花束をつくりたい。人の誕生日にもあげるから」「手紙を書いてあげたい。『お誕生日おめでとう』『9歳おめでとう』って書きたい」「好きなことをさせてあげたい。クローバーをお腹いっぱい食べさせてあげたい」「ケーキやサラダをつくりたい。ミケとメロンの好きなものを入れたい」などとメロンのおたんじょうびかいでしたいことを様々に話していきました。
飾りをつくりたいと話した子どもは、折り紙を細長く切ってつくっていました。「色はオレンジが続かないように、バラバラにしてね」「のりがいいかな。でもはがれたら落ちて食べちゃうかもしれないからセロテープでとめよう」などと話しながら、仲間とつくっていました。花束をつくりたいと話した子どもは、「2個つくりたい」「3個つくりたい」「花束の中にクローバーを入れてあげよう」と話し、つくっていました。
作文シートには、次のようなことが書いてありました。
「きょう、たったかまきばをしたよ。きょう、メロンのたんじょうびのじゅんびでわかざりを○○くんといっしょにつくったよ。いまはりんご4こぶんぐらいのながさだよ。でもがっこうのきょうしつにあるてれびとこくばんをこえたいよ。あといっぱいのいろをつかってつくったよ。あと○○くんと○○(自分)はなんのたんとうかおしえるね。○○くんはおりがみをたんとうしてるよ。○○はきったおりがみをつなげるがかりだよ。いろはきみどりいろとかのいろをつかってるよ。」
「きょう、たったかまきばをしたよ。はなたばをつくったよ。いろんなやりかたをかんがえたよ。くろおばあをあつめたよ。そしていれたよ。」
「きょう、たったかまきばをしたよ。きょうはなたばのなかに、クローバーをいれたよ。2ほんめはかんせいしたけど、1ぽんめは、あとくろおばあが10こぐらいはなたばのなかにくろおば10こをいれたいです。そしたら、2こめみたいになるんじゃないかとおもいます。」