詩人のまど
3年1組
実践教科活動
2024/05/31
実践国語科「詩人のまど」で、子どもは、まど・みちおの詩「トウガラシ」(下記)に出あいました。
「トウガラシ」(まど・みちお)
なにをおこっているのか
あたまとんがらして
まっかになって
教師は、子どもがこの詩に出あうとき、題名を隠して提示しました。すると、子どもは、「『まっか』だから、トマトの詩だと思う」「『とんがらして』って書いてあるから、大根かも」と思いついたことを話しました。教師が題名を伝えると、子どもは「トウガラシの『まっか』だったんだ」「トウガラシは辛いから『おこっている』って書いたんだ」などと、詩のことばと野菜を関連付けながら話しました。
子どもは、自分の好きな野菜や果物を選び、詩をつくりました。
詩をつくる際には、実物の野菜や果物を触ったり、匂いを嗅いだり、色や形を確かめたりしながら、どんなことばを使って詩を書くか、イメージをふくらませていきました。
子どもは、題名を隠しても、面白くて読んだ人に分かってもらえる詩を書きたいという思いをもちながら詩をつくりました。また、仲間と読み合って、詩をつくり変えていきました。
子どもは次のような詩をつくりました。
子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「今日、野菜や果物の詩をつくって分かったことは、分かりやすい詩のつくり方は、見た目とにおいと味と色と形と自分のけい験を入れるといいです。でも、とても入れると分かりやすいのは、色と形です。短い詩をつくるときは、その2つがいいです。今日、詩を見せ合いっこして楽しかったことは、みんなにといてもらうことです。自分で考えた詩コツでといてもらうと、とても気持ちいいです。とても楽しかったです」