上関田で田植えをしました
5月29日(水)、子どもは筒方へ出かけました。今日は、上関田で田植えです。
上関田に住まれている関原さんから田植えについてお話を聞きました。関原さんは、自然農法を行っており、肥料や農薬を使わない農業を営んでいます。
昔の米作りの話や、土、田植えについての話を聞きしました。子どもはメモをとりながら、話に耳を傾けていました。
その後は、集落を歩いて、田んぼに向かいました。
田んぼには、苗が準備してあり、子どもは「なんであそこだけ草が生えてるの?」などと話していました。それが、苗だと知って驚いていました。
始めに、苗を植える線をつける道具で目印をつけていきました。始めて田んぼに入る子どもは、「ぬるぬるしている」と田んぼの感触を話しました。真っ直ぐ線をつけることが難しく曲がってしまったり、線をつける道具が泥で重たくて動かなくなったりしていましたが、交代で線を引くことができました。
引いた線を目印にしながら、苗を植えました。
「うわ~、気持ち悪い」「冷たい」「思ったよりも入れる」などと言いながら、田んぼに入っていきました。一人一列ずつ線の上に苗を植えていきました。
田植えを終えた子どもが、自分たちの田んぼと他の田んぼを比べていました。機械でするときれいで速いのに、なぜ手で植えているのかと関原さんに尋ねていました。
午後は、6月2日(日)に旧筒方小学校で行われる「ふきんと祭り」の準備に向かいました。これまで3回訪れた筒方地区の景色を撮影してきた子どもは、自分の選んだ1枚に題名をつけて掲示しました。地区の方から、「一気に華やかになった」と言ってもらいました。
子どもは振り返りに以下のように書きました。
「今日、田植えをしました。せんせい(田んぼについて教えてもらった方)がどうしてこのしごとをやったのかとかをおしえてもらいました。とくにいんしょうにのこったのは、土はどうやってできるかでした。地球はむかし石だらけでそのいわがくずれて、すなになり、そのすながこまかくなった、すなのまわりに、くさったかれはなどがまざって土になります。田植えをやるときは、せんをつけて、手でうえていきました。いろいろうえたけどまだたんぼはあいていてたいへんでした。一人一れつだったから33れつできたと思うのですごいです。」
「まず、関田自治会館で田んぼについてお話を聞きました。毎日のように食べているお米が実はたねだったことを知りました。他には、昔の田んぼでの作業の仕方や肥料と土の仕組みとやることを聞きました。そして、移動したあとくつ下になって作業をスタートしました。(中略)その後、5班のみんなと稲を植えました。最後のほうだったから25センチメートルが分かりやすかったです。今後どのようにお米が育つか楽しみです。(中略)育てたお米はクラスのみんなで食べたりしたいです。」
「今日は田植えとふきんと祭り準備をしました。最初は田植えをしました。風が寒くてさいしょはくつ下になかなかなれませんでした。でもちょっと時間がたつとだんだんなれてきて大丈夫になりました。だんだん1ぱん、2はん・・・といって人がやっているのをみるうちにできるかなと心配になってきました。ついに最後6はんです。不安になりながら入ると、すごくつちがぬかるんでいて足がおもかったです。さっきヒルもいたのでふあんでした。でもけっこう中はあたたかくてさむいっていうわけじゃなかったのでよかったです。関原さんの説明を思い出すと、昔はたがやすのは手やくわだったそうです。うえるのは大変でした。その後は、くつしたをあらってごはんを食べました。がんばったから、おいしく感じました。
その後筒方小へいって、みんながとってきたしゃしんをはって準備をしました。筒方のよさを分かってもらいたいです。」