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学級の活動

ビレッジを閉じることについて

2年1組 実践道徳 2024/03/14

子どもは3月に入ると、活動の終わりについて考えるようになりました。「最後にもう一度みんなでパーティーをしたい」「ぱちぱちビレッジを続けたい」と話しながらも、片付けをしなければいけないと思っていました。

そこで、ビレッジトークで「ビレッジをとじることについて」考えていきました。子どもは、「ぱちぱちビレッジを片付けたら、思い出もなくなってしまう」「やめたくない」と話しました。また仲間とつくってきたことを思い起こしながら、「ピザがまやロンドン橋、薪割工場はつくるのに1週間以上かかった」「片付けたら今までのことが無駄になってしまう」と話しました。

それを聞いていた仲間は、「1年生の創造活動を今でも覚えている。思い出はなくならない」「思い出は頭の中に残っている。いつでも思い浮かぶからなくならない」と話しました。それでも、子どもは、「今までつくってきたものを壊すのは悲しい」「やっぱり無駄になるのではないか」と話しました。子どもはその後、原っぱに出て、活動の場を片付け始めました。

子どもは、作文シートに次のように書いていました。

「ビレッジをとじることについて考えました。私は思い出は、なくならないと思います。りゆうは、がんばって作ってきた2年1組だけのぱちぱちビレッジだからいっしょうわすれない思い出になると思います。作ったものをかたづけるのは、今までのことはむだにならないと思います。りゆうは、今まででわからなかったことが、ぱちぱちビレッジでやってわかって、どんどんぱちぱちビレッジでせいちょうしたから、むだではないとおもいます。一週間い上かかったものは、カメラでとって思い出になったり、頭の中に入れたりして、ずーっとおぼえているといいと思います。楽しかったことは全ぶ私の頭に入っているから、いつでも思いだせます。このことを書いているときも、楽しかったこと、うれしかったことが、頭にうかびます。」

「ビレッジをとじることについてかんがえました。私は、思い出がなくなるとは思います。なくならないとも思います。2つのりゆうの一つは、こわしてしまったら、もう一どつくっておんなじところにおんなんじものをつくって、かまどがどんなかんじかわすれている人は、つくれないし、思いだせないからです。もう一つは、わすれていない人は、思いだせるからです。私は、きょねんのそうぞうかつどうのなまえはわすれていません。それは、のりのりランドです。その一ばんこころにのこったのは、チャコちゃんがころんだをしたことと、チャコちゃんがかえったときに、チャコちゃんごっこをしてたのしかったことです。わたしは、やね一ごうと、かまどをこわすのが、むだだとおもいます。りゆうは、はじめてそのかまどであった思い出があるし、やね一ごうは、一回もこわれてないし、みんなでやねをげいじゅつにしたとか、思い出だからこわしたくないよ。むらをこわしたら、こまるし、一年かんずっとつかってきたものをかたづけたら、みんなで思い出をこわしてる気がするからだよ。」