学級の活動

実践外国語科「シャベッてCulture」

子どもは１，２学期とかかわってきた中国からの留学生許さんから届いたビデオレターを見ました。ビデオレターで子どもは、中国語で話される新年の挨拶や、中国では旧正月（春節）が２月にあること、その時に許さん自身がすることなどを知りました。
中国語の発音に面白さを感じた子どもは「新年快乐」の発音を真似をしました。また、旧正月の存在を聞いて、「正月が二つあるの？」、「旧歴ってどういうこと？」、「旧正月って、日本の正月と全然違う。赤いきれいな飾り作ってみたい」などと、旧正月に関する疑問やしてみたいことを語りました。また、後日届いた許さんからのビデオレターでは、３月に中国に帰国することを話されると、子どもは許さんにまた会いたいという思いや願いを湧き上がらせました。子どもは、自分の感じた旧正月への疑問や旧正月文化の一端を体験する中で感じた面白さなどを許さんに伝えようと、ビデオレターや手紙にして送りました。
ビデオレターや手紙のやりとりをする中で、「正月や旧正月の日本と中国で過ごし方が違うのは、したいことが違うんじゃないの」と話す子どもがいました。「２学期の時に許さんは、日本の正月の過ごし方に面白いって言っていた。中国の旧正月のいろいろなことって、お願い事がたくさん入ってるって感じだよね」「町中が赤色になるっていうのだったり、かざっている文字にいろいろ込められているっていうのを大事にして、みんなでお祝いしようとしているね。許さんに来てもらうときには、同じようにしたいな」などと、中国の旧正月にかかわる中での行事のとらえや、許さんをお迎えする際にしたいことや大切にしたい思いをひろげたり確かにしていきました。