似顔絵でありがとうを伝えたい
6年生送る会に向けて2年生は、企画学年である5年生から、プレイングチームの6年生への招待状づくりと、体育館の飾りつけを依頼されました。子どもは、依頼を受け、「みんなで作って体育館を埋め尽くしたい」「一人一人が飾りを作ることで、みんなの思い出がつまるようにしたい」「自分のチームの思い出を表したい」と話しました。子どもは、話し合いを重ね、ガーランドを作ってメッセージを伝えたり、プレイングチームの6年生の似顔絵を描いて飾ったりすることにしました。
招待状は、シールで封をして、開ける瞬間を楽しんでもらうことにしました。
似顔絵について子どもは、「上手に描けるかな」「一生懸命描けば、気持ちが伝わると思う」と話しました。子どもは、似顔絵が出来上がると、「6年生が見たときに喜んでもらえるかな」「不安とドキドキが混じっている」と話し、思いを膨らませながら当日を迎えました。
子どもは、6年生が入場してくると、プレイングチームの6年生の視線をずっと追っていました。すると、壁に掲示された自分の似顔絵を見つけて指を指さしました。そして、目を大きく見開いて口に手を当てながら喜んでいました。子どもは、6年生に「どうだった?」と聞くと、6年生から「上手だね!ありがとう」と言ってもらい、笑顔になりました。
その後、子どもは、プレイングチームで「思い出合わせて宝探しゲーム」を楽しんだり、メッセージカードを貼った鉛筆立てをプレゼントしたりしました。
子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「今日、6年生をおくる会があったよ。に顔絵をみて、すっごくビックリしてたよ。あと、『上手!』って言ってくれてとてもうれしかったよ。そして、今回のゲームは、なぞときをして、プラバンのキーホルダーとかをゲットするゲームで、私のチームは1こしかできなかったよ。6年生が作ったムービーがすっごくおもしろかったよ。プレイングチームがなかよくなってよかったよ。」
「今日は、6年生を送る会をしました。ふくはんちょうが体いくかんに入ったらなきそうになりました。いままで1年かんなかよくしてきました。さいしょは、男の子はにぎわっていて、女の子はしーんとしていました。でも今は、みんなでもりあがっています。あといっしょにいられるのは、1か月です。1か月でもいっぱいあそびたいです。」