みちの雪かき
昨年末の積雪後、原っぱの雪は一度溶けましたが、冬休み明け前にもう一度雪が降りました。子どもが登校してきた日の原っぱは一面真っ白でした。自分たちがつくってきたみちは見当たりません。
子どもは、これまで毎日使っていたみちを発掘しようとスコップやスノーダンプを使って雪かきを始めました。「どこらへんにみちがあるかな？」と子どもに聞くと、子どもは、「だいたいここらへんだと思うよ」「いっつも通っていたから、覚えているんだ」と話しました。この日の朝の気温が０℃を下回っていたため、雪はとても固いです。はじめはなかなか雪を掘ることができません。子どもも「すごく固い」「なかなか掘れないよ」と話しながらも何度もスコップを雪にさしていました。何度もやっていると少しずつ雪を掘り返すことができてきました。「スコップを足で押すといいよ」「雪の下にスコップを入れて上げるととれる」と教えてくれました。大きな雪のかたまりがとれると「おぉ～」「先生、見て。大きいのがとれたよ」と見せてくれました。また、みちが見えると「みち、あったよ」「やった～!」と話し、一緒に雪かきをしていた仲間と喜び合っていました。
この日の作文シートには、次のようなことが書いてありました。
「今日は、のびのびみちまちで道をはっくつしました。最初は、家のゆかがちがう所にうまっていたのでスコップではっくつしました。半分くらいほった所でもう一まい同じ大きさのいたがとなりにあったのでそっちの方もやりました。そしたら一本の細長い木のいたと道が見えました。そのあと先生たちの道はっくつにもてつだいました。近道ロードの近くの道をやりました。レンガもけっこう見つかりました。そのあとてんぼう台の前近道ロードをやりました。最初にはっくつした所とはまだつながっていないけどけっこうできました。はっくつをずっとしていてつかれました。でもたのしかったです」
「今日は、のびのびみちまちで、雪かきをしてたよ。つかれたけどのびのびみちまちのおもいでになったよ。春のおもいでは、はたけが、いけのようになったし、夏のおもいでは、２の１がきてくれたり、あきのおもいでは、赤白ぼうしキャッチとか、ふゆのおもいでは、おばけやしきのクリスマスキャンペーンをしたりいろいろなことを、この１年の中で、こんあことや、ものをつくったりあそんだりしたけど、一番おもいでになったのは、今日、やった雪かけで、道を、見えるように、したのがのびのびみちまちの、中で、一番の、おもいでになったよ」
「今日、道のじょ雪をしました。１０分の１ぐらいしかできませんでした。わけは、下がすごくかたかったからです」
