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学級の活動

むねがきゅんとする

2年1組 実践教科活動 2023/12/06

  

えんじてであってで「きつねのかみさま」(あまんきみこ作)を読み、演じてきました。女の子のりえが、公園になわとびを忘れ、弟のけんと取りに行くと、きつねたちがそのなわとびを使って遊んでいるというようにお話が始まります。りえとけんは、きつねに見つかり、一緒になわとびを楽しみます。夕方になり帰ろうとするときに、りえは、なわとびを返してもらおうとしますが、子ぎつねが「それ、あたしのよ」と飛び出してきます。

子どもは、りえと子ぎつねがセリフを掛け合う場面が難しいけど面白いと感じました。子どもは、子ぎつねになり「それ、あたしのよ。だってあたしの名前が書いてあるもの」と話しました。それに対してりえ役の子どもは、「え?あんた、りえちゃんなの?」と驚く様子を大きな声で話しました。すかさず、けん役の子どもは、「でも、ぼくのお姉ちゃんの名前も」と言いかけ、りえがけんの口をふさぐ演技をしました。セリフの掛け合いが面白く、見ていた仲間は、名シーンだと話しました。

 

また、お話の結末の場面をつくる活動で、子どもは、きつねたちと別れたあと、りえとけんが追いかけっこをする場面をつくりました。そのようなシーンを演じた意図を聞いてみると、「『おねえちゃんは、きつねのかみさまだあ』とけんが話した後に、『むねがきゅんとした』と書いてあって、張り切る気持ちになったと思ったから、二人で追いかけっこをした」と話しました。子どもは、お話を読み、言葉の意味を自分なりにとらえ、結末の場面を創作していきました。