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学級の活動

心の声を演じる

2年1組 実践教科活動 2023/11/07

「きつねのおきゃくさま」の名シーンを演じてきた子どもは、えんじて日記に「『きつねのおきゃくさま』とまったくおなじ話をよんだことがあります。『にゃーご』と言うお話です。」と書きました。そこで、「にゃーご」を読み、名シーンを演じることにしました。

子どもは、ねこが、心の中ではねずみを食べたいのに、ねずみの誘いに乗り、桃とりに行く場面を演じました。この場面について、子どもは、「いいよ」とだけ言って桃とりに乗る演技をしました。だけどそれでは伝わらなさそうだと感じ、絵本で丸括弧で表現された心の声を演じてみることにしました。

子どもは、片手を口に当てるようにして、ねずみたちに向かって「桃を食べた後に、ねずみを食べてやる」とこそこそと話しました。ねずみに聞こえてはいけないと、本当に小さな声で演じました。それは、演技を見ていた仲間にも聞こえない声でした。するとえんじてインタビューで、仲間が「〇〇さんが、心の声を演じたのか演じてなかったのか分からなかった」と話しました。すると、共に演じていた仲間は「言ってたよ!」と答えました。すかさず、他のチームの仲間は、「なんで?聞こえたら意味ないじゃん!」と反論しました。すると、また他のチームの仲間が、「意味なくないよ!ねずみは、それをが聞こえないふりを演じてるんだから、ねずみに聞こえたっていい」と話しました。

アンコールの演技で子どもはねこ役を演じました。そして、ねずみに桃とりに誘われると、ねずみに向いていた体をくるっと仲間に向き直し、片手で軽く口を覆いながら、「こいつらを後で食ってやる・・・」と笑顔で演じました。