コシのある歯ごたえ、もちもち感につられて三杯も食べる
10月26日(木)は、鶴越の小川さんと一緒に手打ちうどんをつくりました。
小川さんは、キッチンカーの手づくりピザ(もぐら屋)と手打ちうどん(鶴越)という2つのお店を出しています。
鶴越は、高田本町商店街のイレブンプラザにあり、家族などで訪れたことのある子どももたくさんいました。
そして、これまでにうどんづくりに挑戦してきた子どもから、小川さんとうどんをつくりたいという思いが出てきたことで今回の活動となりました。
まずは、うどんの生地をつくりました。
塩水と小麦粉をボウルに入れて混ぜます。
最初から丸くまとめていくのではなく、指先や手の平を使って塩水と小麦粉をよくなじませていきます。
子どもは、小麦粉の手ざわりが少しずつ変化していくことを感じ取っていきました。
そして、塩水と小麦粉がなじんだ段階で生地を休ませ、その後に手の甲で押しながら生地をまとめていきます。
まとまった生地は、手で押したり、麺棒で伸ばしたりして広げていきます。
麺棒で伸ばすには、かなりの力が必要なため、子どもは麺棒に体重をかけながら伸ばしていきました。
そして、伸ばした生地をのり巻のように丸めて、包丁で切っていきます。
子どもは、1本1本の麺の感触を確かめながら慎重に切っていきました。
切った麺をお湯に入れて15分程度ゆでました。
鍋の中でゆでられた麺を見て、子どもは「麺が踊っているみたい」「おいしいそう」「早く食べたい」と言いました。
ゆであがった麺を冷水で洗って、麺の完成です。
今回は、麺の味や食感をよく味わえるように、生醤油(髙野醤油味噌醸造場のヤマタカ醤油)をかけて食べました。
手打ちうどんを味わった子どもは、「コシがあってお店のうどんみたい」「もっちりしててとってもおいしい」「何回でもおかわりできる」「家でも醤油をかけて食べたい」と仲間に話していました。
子どもは、作文シートに次のように書きました。
「今日のできたてキッチンで、小川さんとうどんを作りました。一番楽しかったのは、生地をのばすところです。すみずみまでのばすのが気持ち良かったです。うどんを切るのも楽しかったです。細く細かく切るのが大変だったけれど、おいしいうどんができて良かったと思いました。小川さんにしつもんタイムの時は、しょうげきてきでした。まず、『つるこし』の由来のときです。私は、『つるのようにきれいなこしのあるうどん』だと思っていました。小川さんは、『つるっとしてこしのあるうどん』でした。気を付け、心がけているときは、『行列の時はあせらず、ていねいにすること』だそうです。失敗すると倍時間がかかるから、あせらないんだそうです。うどんは、すごくおいしかったです。私は、こしのある歯ごたえ、もちもち感につられて、三ばいも食べてしまいました。小川さんとほかり先生にもサインをもらって、うどんも食べられて、一石三鳥でした。今度は、ゆあささんとホットサンドを作ってみたいです。」
「今日は、ついに小川さんとのうどんづくりです。さいしょは、なんかいもつくったことあるし、よゆうよゆうと思っていました。でも、つくりかたがぜんぜんちがって、むずかしかったです。とくにむずかしかったのが、めんをのばすのにものすごく力をつかったことです。でも、たたんで切ったので、いつもより倍切りやすかったです。あと、やっぱり小川さんはお客さんがたくさん来てくれるとうれしいみたいです。それで、小川さんのうどんのこだわりはこなだそうです。またつくって、いつかは小川さんをこしたいです。それで、すごくこしがあっておいしかったけど、こしがありすぎるのもあってめちゃくちゃあごがつかれました。それで、わたしが今まで食べてうどんとまったくちがいました。また今度、高田本町商店がいであったらおんがえししたいです。」