小ゴムハンマーのお墓
2年1組
創造活動
2023/10/27
薪割りをしている子どもは、天気がいい日には、道具箱から薪割り台やハンマーを出して洗い、天日干してから道具箱に戻してきました。
子どもが、薪割りを続けてきたところ、小さいゴムハンマーのゴムが割れてしまいました。子どもは、薪割り場に穴を掘り、ゴムハンマーを埋め、土をかぶせました。そして、薪や石をその上に並べ小さなお墓をつくりました。しかし、薪割り場を、仲間が頻繁に行き来することから、埋めた部分が崩れることがありました。そこで、木の杭を打ち、レンガやブロックで丈夫なお墓をつくりました。
子どもは、その日の帰りの会に、「来週、小(ちい)ゴムのお葬式をします。みんなきてください」と話しました。
週が明け、小さいゴムハンマーのお葬式の日になりました。ろうそくに火を灯したり、お線香をあげたりして、手を合わせていました。子どもは、土の中の「小ゴム」を想像して、作文シートに絵を描いていました。
子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「薪わりの小ゴムハンマーのリハーサルを今日、しました。牛にゅうパックに火を〇〇君がつけました。〇〇君が、カンミャミモモ、カンミャミモモといっていたから、みんなもいっていました。ほんばんは、月曜日です。」
「今日、小ゴムのそうしきをしました。5分くらいでおわりました。先生がろうそくとせんこうをもってきてくれたので、それに火をつけました。火をつけてくれたのは、〇〇くんです。下にいま小ゴムがなにしてるのかそうぞうしてかきました。」