演じ手が替わる
2年1組
実践教科活動
2023/10/18
「ヤマタノオロチ」を読んだ子どもは、お話の始めから最後までを演じたいと思いました。その中で、スサノオノミコトがヤマタノオロチを倒す場面に面白さを感じていました。子どもは、スサノオノミコトになり、ヤマタノオロチを酔わせたすきに倒すことを考え、「酒を持ってこい!」とクシナダヒメの家族に命令をしました。仲間は、そのセリフの言い方がかっこいいと感じ、「名シーンだ」と話しました。
次の時間、このチームがアンコールで演じることになりました。しかし、スサノオノミコト役の子どもは、「他の役をやりたい・・・」と舞台で話し出しました。子どもはこのときのことをえんじて日記に「きゅうにこわくなった」と書いていました。役を替わっての稽古はしていなかったことから、教師が「また次のときに演じることにしますか?」と話したところ、演じたいと思っていた仲間は涙目になりました。
そこで、他のチームの仲間に役を替わってもらうことになりました。「ぼくがやる!」と言った子どもは、このとき初めてスサノオノミコトになりましたが、即興で役を演じていきました。「えい!えい!」とヤマタノオロチを刀で突き、最後は、チームの仲間に教えてもらいながら、クシナダヒメと手を繋いでステージを去っていきました。これまでに見た仲間の演技や、えんじてインタビューでいい演技について考えてきたりしたことを取り入れて演技をしました。
子どもは、えんじて日記に「今日えんじてであってで名シーンだとおもったのは、○○くんと○○くんがこうたいしてやったのに、ものすごくじょうずたったところです。」と書いていました。