新しいみちができたので来てください
みちまちおにごっこをして感じ考えたことを話した時に子どもは、「はさみうちされちゃった」と話しました。仲間の言葉を聞いた子どもは、「わざとじゃないんだけど、みちとしてなってしまうんだよね」と話しました。それを聞いた子どもは、「丸っこいみちでしょ」「分かるよ」と話しました。はさみうちが起きないようにするにはどうしたらいいか考えた子どもは、「みちの幅をひろげたらどう?」「まわりみちをつくったらどうかな?」などと話しました。また、おにごっこを呼びかけている子どもは、「反則しないで、転んだり、ぶつかったりしないでしてほしいな」と話しました。
次の日、子どもはてんぼう台に登って、仲間と「どこにみちをつくる?」「みちまちはくぶつかんがあったところから伸ばしたらどうかな?」と話しました。
下に降りて、みちをつくり始めました。みちまちはくぶつかんがあったところからみちを伸ばすと途中で子どもは、「次はどっちに伸ばす?」「分かれみちみたいにするとはさみうちにならないかもね」と話し、さらにみちを伸ばしました。
みちをつくり終えると新しいみちを使おうとてんぼう台に登って仲間に「これからみちまちおにごっこを始めます。新しいみちができたので来てください」と話しました。1回呼んだだけでは、来なかったので、「新しいみちができたので楽しいですよ」と何回も呼びかけていました。仲間の声を聞いて、子どもはてんぼう台の周りに集まりました。そして、新しいみちを使ってみちまちおにごっこをしました。
新しいみちをつくった日の作文シートには次のように書いてありました。
「今日、のびのびみちまちで、みちまちおにごっこでのはんそくは、はさみうちをしたり、わざとじゃないけれど、はさみうちになって、もめてしまうことがあるからです。みちまちおにごっこは、みんなにもめて、もらいたくないです。きょうは、はさみうちをされやすいところを、みちをひろげました。ぼくは、みちのシートをしました。たいへんだったけど、みちができたので、あんしんでした。たのしくできるといいです」
「今日、のびのびみちまちで、あたらしい、みちずくりを、しました。たのしかったです。なぜかというと、みちまちおにごっこで、いっぱいにげれるからです。さいしょは、○○くんと、○○くんが、やっていました。それを、みて、ぼくもやりました。だから、うれしかったです。みちまちおにごっこは、1回だけ、やりました。おには、○○くんと、○○くんです。そして、つかまりませんでした」
「今日のみちまちはおにごっこのためのあたらしいみちをつくっておにごっこをやりました。みんなうれしそうだったのでよかったです」