みちまちおにごっこ
子どもは、みちで仲間を追いかけ合い始めました。それが、みちを使ったおにごっこになっていきました。
もっとたくさんの仲間とおにごっこをしたいという思いを湧き上がらせた子どもは、てんぼう台に登りました。そして、てんぼう台から、「これからみちまちおにごっこを始めます。する人はてんぼう台の下に集まってください」と話しました。その言葉を聞いた仲間は、まちの様々な場から集まってきました。
てんぼう台にいた子どもは、「おには2人です。やりたい人はじゃんけんしてください」と話しました。おにが決まると早速おにごっこがスタートしました。おにに捕まるとてんぼう台から「捕まった人は2階建ての家に行ってください」と話す子どもがいました。また、みちを通っていない仲間を見つけると「みちを通ってください」と呼び掛けました。おにに追いかけられる子どもは、「こっちだよ」「にげろにげろ」と話しながら、笑顔で走っていました。
この日の作文シートには次のように書いてありました。
「今日、みちまちおにごっこを、しました。たのしかったです。それでわたしは、一回だけおにごっこを、しました。それでたくさんつかまえました。うれしかったです。○○くんと、○○くんもいっしょにやりました。さいごらへんは、つかまえすぎて、つかまえるあい手がいなくなりそうになりました。○○先生もいっぱいつかまえました。なんか町ではしているような気分にもなったしこう園ではしゃいでいるようなかんじにもなったからみちまちがへんかしているようにかんじました。前に一組が来たときみたいになっているようなきがします」
「こうはんにおにごっこをしたよ。2回せんのおにをかえるじかんから、てんぼうだいの上でどうみちまちがかわったかとかみんなはどこをにげているかをみたよ。おにになりたかったけどなれなくてざんねんでした」