おいしいのにお客さんが来ない
3年2組
創造活動
2023/10/13
できたてキッチンをオープンした子どもは、お客さんとかかわりながら様々なことを感じ、考えました。
「ほったろう(ホットサンド)」の子どもは、ピザ用のチーズやハム、キャベツなどをパンで挟んでホットサンドメーカーで焼き上げました。
子どもは、お客さんに提供する前に自分たちで味を確かめて、そのおいしさに納得していました。
しかし、オープンが始まっても、最初のうちはお客さんがなかなか来ませんでした。
そこで、パンの中に具材を挟み込むだけではなく、パンの外側にも具材を置いた「特別サービス」を行いました。
子どもがつくった「特別サービス」のホットサンドは、お客さんにも喜んでもらえました。
そして、パンがなくなったことで、子どもはホワイトボードに閉店することを書きました。
できたてキッチンのオープンを振り返った際には、おいしいのにお客さんが来ないことが話題となりました。
「近くに甘い物を出すお店があったから、そっちの方にお客さんが行ってしまったと思う。」
「ホットサンドを食べたことがない子もいると思う。ぼくも湯浅さんのホットサンドを初めて食べておいしさが分かったから。」
「味も大切だけど、つくったものをPRした方がお客さんが来ると思う。」
子どもは、「ほったろう」の話題を基にして、自分や自分たちが出したお店やつくったものについてあらためて見つめていました。